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iOS/Androidアプリを譲渡またはアカウントを移行する方法 (2018年末版)

「Web・アプリ部門を分社化し、別名義で公開し直すことになった」「アプリを他社に売却・譲渡することになった」「個人アカウントで公開していたアプリを、新たにつくる法人アカウントで公開し直したい」など、すでに公開している iOS/Android アプリの提供元を変更する場面に出くわすこともあります。

アプリを譲るといっても、当然ながらただソースコードを譲渡すればいいわけではありません。ある程度の期間にわたって運用をしてきたアプリにはユーザーからのレビューやダウンロード推移のレポートといったデータが蓄積されています。

そこで、今回は App Store / Google Play からアプリを削除することなく、別のアカウントへ移行する手順をまとめました。

※補足: 譲渡・売却側がスタートアップ企業などで、アプリを一つしかリリースしていない場合は、アカウント自体を売却するというやり方でも良いと思います。今回の記事は「譲渡する側が複数のアプリを公開中で、そのうちの一つを移行する場合」を想定しています。

移行したときに残るものと消えるもの

移行されるもの

  • アプリのユーザー
  • これまでのダウンロードの統計情報
  • アプリの評価点(星)・レビューコメント
  • コンテンツのレーティング
  • ストアの掲載情報

移行されない・使えなくなるもの

  • 売上・収益レポート
  • iOS の App バンドル利用履歴(セット販売、サブスクリプション型での販売履歴)
  • iOS の証明書やキーチェーン(重要なので後述します)

アプリが新しいアカウントに移行すると、移行完了時点からの新しいレポートが作成されます。
あくまで「譲渡してからのレポート」になるので、譲渡される企業側が過去の運用データを参考にしたいという場合は、譲渡前にエクスポートしておく必要があります。

Android と iOS それぞれの注意点

Android アプリの譲渡・アカウント移行のやり方

まずは比較的シンプルで、公式ドキュメントも充実している Android からご説明します。iOS と両方行なう場合、こちらのほうがわかりやすく、スムーズに進められるとは思います(再公開のタイミングを揃えたい場合は iOS の各種問題を片付けてからのほうがいいのですが…)。

Android アプリ譲渡・アカウント移行の手順

公式にマニュアルが用意されていますが、流れとしては下記の通りです。

  1. 移行を行なう 2 つのアカウントの Google 注文番号を控えておく
  2. 有料アプリ・課金ありのアプリの場合、譲渡先のアカウントを「販売できるように」準備してもらう(設定されていない場合のみ)
  3. Google Analytics など一部のサービスを使っている場合、それぞれ個別の対応を行なう
  4. アカウントの移行を Google に申請

Google 注文番号は、GooglePlay developer に登録した際(料金を支払って決済が完了した際)の確認メールに記載されています。登録したアドレスのメールボックスを「Google – Google Play」などで検索すると出てくると思います。

メールが見つからない場合、Google Payments から Google への支払い履歴が見られるので、こちらを検索してください。

当然ながら、譲渡を受ける側の企業がまだ Android アプリをリリースしたことがない場合は Google Developer Program への登録が必要になります。

参考:Android アプリの公開に必須!GooglePlay Developer 申請・登録方法(個人・法人共通)

有料アプリ or 課金要素のあるアプリの場合

有料アプリ、あるいはアプリ内購入があるアプリの場合は、移行先・譲渡先の Google Developer アカウントで収益を受け取れるよう、”販売” 用にセットアップしておく必要があります(※この振込先情報は変更ができないので、既に使っているアカウントを修正して使うことはできません)。

参考:Google Play デベロッパー アカウントを支払いプロフィールにリンクする (Google 公式ヘルプ)

Analytics などのサービスを導入している場合

移行先のアカウントへの権限の追加など、固有の対応が必要になるアプリがあります。具体的には

  • Google Analytics
  • その他 Google API(Google+ ログインなど)
  • Firebase
  • 広告関連の SDK
  • Google Play の翻訳サービス

を利用している Android アプリ、あるいは企業内の業務アプリなど限定公開されているものです。

これらに該当する場合、Google 公式ドキュメント を参照の上、対応してください(「手順 5: 統合サービスを利用するアカウントとアプリを更新する」というタブ参照)。


※ 上記までのプロセスを終えたら、申請フォームより「移行リクエストを送信」してください。

iOS アプリのアカウント変更は App Transfer から

次は iOS について要点をまとめます。iPhone/iPad アプリ最大のポイントは、

  • 「iCloud エンタイトルメント」「Passbook エンタイトルメント」のいずれかを使用したことがある場合は譲渡ができない
  • 譲渡前のキーチェーンにはアクセスできなくなる

という二点です (2018 年時点)。

譲渡条件では、過去に NG 対象だった自動継続課金が OK になった経緯もあり、いずれこれらの縛りはなくなるかもしれません。App Store Connect ヘルプの「アプリ譲渡の条件」をチェックしておきましょう。

キーチェーンに関しては、アップデート後にも機能自体を使うことはできますが、ユーザーの情報は初期化されてしまうというデメリットがあります。現時点での対応は「一時的に NSUserDefault を使う」となりますが、譲渡先の企業としっかり話し合ったほうがいいかと思います。

App Transfer を使った iPhone/iPad アプリ譲渡の手順

iOS の場合、流れとしては

  1. 移行を行なう 2 つのアカウントの Apple ID を控えておく
  2. プッシュ通知などを使っている場合の個別対応
  3. アカウントの移行を App Transfer から行なう
  4. アプリの譲渡を承認する (60 日以内)

というプロセスになります。Android の際の注文番号が Apple ID に変わります。iOS アプリは Bundle ID で識別されるため、譲渡しても変更はありません。

iOS アプリの企業間取引の場合(譲渡側企業の人間に一時的とはいえ権限を与えたくない場合)、相手側で承認作業を行なってもらうことになります。

また、iOS も譲渡を受ける側が Apple Developer Program の登録が必要で、期限が切れていた場合は更新が必要です。現状自動更新は設定できないのでご注意ください。

参考:【保存版】Apple DeveloperProgram 申請・登録方法と更新の流れ(法人の手順もあり)

iOS アプリ固有の機能を使っている際に必要な対応

アプリ内の機能として自動更新登録を使用している iOS アプリは、Android と同様に固有の対応が必要になります。

また、

  • プッシュ通知
  • Apple Pay
  • Game Center グループ

を使用しているアプリは、譲渡先の開発者がその後のアップデート時に対応を求められるので、通知しておくほうがスムーズかと思います。特にプッシュ通知(証明書関連)はアプリ開発経験が浅いチームにとって悩みの種になりがちなので、意識しておくことをおすすめします。

やるべきことは公式ヘルプの「アプリ譲渡の概要」を参照してください。

また、譲渡・移行先の相手にはその後のアップデートで設定を変更しないよう伝えておく必要があります。

事前対応を終えたら移行作業へ

譲渡する側

  1. App Store Connect ホーム画面から「マイ App」をクリック
  2. 譲渡する App を選択
  3. 「App 情報」ページを開き、「追加情報」 > 「App の譲渡」 > 「完了」を押下

承認する側

正しく譲渡作業が行われた場合、アプリの移行先に指定されたアカウントの「契約/税金/口座情報」ページの「Agreements (契約)」セクションに、App 譲渡のリクエストが表示されます。

  1. 「App Transfers (App の譲渡)」 > 「Review (レビュー)」を押下
  2. 新しいメタデータを入力し、「承認」

処理に数日かかるようですが、こちらで作業は完了となります。

複数台のMacで実機テストを行なう方法(1台目が使えない・わからない場合の方法含む)

「アカウント 1 つで、複数台の Mac での開発および実機テスト環境を作れますか?」と、お客様からよく質問を受けます。

iOS アプリ開発の情報は Web にも少ないため、2 台目以降の開発機で環境を構築する方法はわかりづらくなっているようです。

そこで、今回はチーム開発での実機テスト環境を作る流れと、ハマりがちなポイントをご紹介します。

2 台目以降の開発機を登録する基本的な流れ

  1. メインの Mac から p12 ファイルを作成
  2. 2 台目以降の Mac のキーチェーンに p12 を登録
  3. 2 台目以降の Mac に Provisioning Profile を登録(1 台目と同じ)

iOS Developper Program のアカウントと各種証明書(Certificateなど)には有効期限があるため、切れている場合は更新・作り直しが必要になります。2018 年時点では iOS は自動更新が設定できないため、一度ご確認をおすすめします。

参考:【保存版】Apple DeveloperProgram 申請・登録方法と更新の流れ(法人の手順もあり)

ハマりがちなポイント

複数台で iOS アプリの開発を行なう場合のポイントは、1 台目の Mac(CSR ファイルを作成した開発機)の p12 を共有していくことです。

CSR ファイルには個人を特定するための情報が含まれており、Certificate を取り込んだ際に秘密鍵が生成されます。プロジェクトとの Certificate があってもこの秘密鍵がないと認証ができず、2 台目以降で実機テストができません。ここで詰まってしまう場合が多いようです。

その後、開発に使う iPhone に ProvisioningProfile を保存することで、iPhoneを実機テスト機として登録することができます。開発端末の登録などの流れは 1 台目の場合と同じですので、忘れてしまった場合は下記の記事を参考にしてください。

参考:iOSアプリを公開する際の申請のやり方 (AppStore への登録方法 / iPhone の端末登録等)

「1 台目の開発機が使えない or わからない」場合(故障、所在不明など)

1 台目の Mac がわからない場合は、お使いの Mac を 2 台目のサブ機ではなく、新しい開発機として登録することになります。

具体的に言うと、今お使いの開発機で CSR ファイルを新しく作成し、Certificates も新規で作り直すことになります。この流れで p12 を作成して他の Mac に共有することで、お使いの Mac を 1 台目として扱い、複数台での iOS アプリ開発ができるようになります。

Web で調べると一時的にしのぐ方法はあるようですが、チーム開発を継続する前提ですとこちらのやり方のほうが無難かと思います。

Certificates を作り直した場合は、Apple Developer 上でリリース用の Provisioning Profiles に紐付けし直し、ダウンロードしてお使いの開発機に取り込むことも忘れずに対応しましょう。

証明書まわりについて改めて整理したい場合、こちらの記事がとても参考になりますのでご一読ください。

参考:https://qiita.com/bl-lia/items/c6ec88020d526cdb454c

アプリ名の文字数は最大で何文字?iOS/Androidの仕様とユーザー目線(ホーム画面)の両軸で考える

アプリを開発し、iOS/Android の実機での検証をしながら、そろそろリリースが見えてきた…というところで、意外に悩みがちなのがアプリの “名前”。

App Store と Google Play で公開する際に登録できる限界値もありますが、考えるべきはそれだけではありません。スマートフォンのホーム画面では、表示される文字数が限られています。

長いアプリ名を設定していると、ユーザーがアプリをダウンロードしてホーム画面を見たときに「アプリ相談窓口…」などと省略して表示されてしまいます。ですので、スマホアプリ名は「登録できる文字数」と「ユーザーのホーム画面のために設定しておくべき文字数」の両方を知っておく必要があります。

ストア申請時にアプリ名欄に入力できる文字数は iOS/Android で共通

iPhone/iPad アプリは App Store に、Android アプリは Google Play からユーザーにダウンロードしてもらう形になりますが、申請時に登録できる限界は以下の通りです。

種類 設定できる文字数
iOS 30 文字 ※
Android 30 文字

※ iOS アプリは、App Store でアプリ名の下に表示される「サブタイトル」が別途 30 文字設定できます。

申請のフローについては下記の記事も参考にしてください。

iOS アプリは、2016 年以前は 255 文字まで、最近までは 50 文字まで設定することができました。ただし、Apple は以前より「23 字以内のアプリ名」を推奨していたため、申請時点で徐々に制限されるようになりました。

アプリストアに申請するアプリ名と、ホーム画面に表示されるアプリ名

ユーザーが App Store, Google Play で検索しているときのことを考えれば、申請する際のアプリ名は 20 文字前後になるかと思います。

しかし、この長さでは確実にユーザーのホーム画面には表示されないため、開発時にダウンロード後の表示名を設定しておくことになります。

iOS の場合は、Xcode の Info(.plist) > “Bundle Display Name” として設定します。
Android の場合は マニフェストファイルの中にある android:label で設定します。Activity のタイトルと別のものを設定する際は別途タグを設定する必要があります。※参考記事

最近のスマホのホーム画面で表示される文字数の目安

アプリのアイコンが並ぶホーム画面での名前は

種類 最大文字数
iOS – アルファベット 13〜15 文字
iOS – 漢字・全角かな 7 文字
Android – アルファベット 13〜18 文字
Android – 漢字・全角かな 6〜8 文字

が目安となります。

以前までは

  • 漢字・全角かな 5 文字以内
  • アルファベット 13 文字以内
  • 半角カタカナ 11 文字以内

となっていましたが、OS のバージョンアップ、画面解像度の向上により、ホーム画面では少し表示領域が増えています。

アプリの情報はなかなか出回りづらく、古い情報が今でも拡散されていますが、少なくとも 2017〜18 年の端末を使っているユーザーであればもう少し長く表示されます。2018 年現在、BackApp スタッフの端末では、最大でアルファベット 18 字(スペース含む)、全角漢字・かな 8 文字まで表示されているアプリを確認しました。

名前によって表示できる文字数が変わる

アプリ名の長さの限界を絞りきれないのは、iOS/Android 端末ともに、システムフォントとしてプロポーショナルフォントが利用されていることが原因です。プロポーショナルフォントとは文字によって横幅が変わるデザイン手法で、たとえば “i” などは狭く、”L” などは広くなります。

ですので、アプリ名に i や t, l などが多く使われている場合は 18 文字ほど表示される一方、文字列によっては 14 文字程度で切られてしまうこともあります。

ユーザー目線に立ったとき、最適なアプリ名の文字数とは

注意すべきポイントは、Android 端末で 18 文字表示されているアプリも、ユーザーが近視などのためにフォントサイズを大きく設定していると途中で切られてしまうということです。

ですので、特にユーザーの年齢層が高いアプリであれば、ホーム画面の表示名を長くしすぎるのは危険といえます。

表示できるアプリ名の長さは昔より伸びてはいますが、「ダウンロードしてあるけど、これは何のアプリだったっけ?」と困惑されないよう、重要な単語はできるだけ頭に入れておくことをおすすめします。

小売業界ではアプリをやるべき?活用を成功させるために重要な視点と具体的なメリット

小売業界の企業様から、よく「iPhone/Android のアプリをやったほうがいいのか」「他社のアプリが伸びていると聞いて焦っている」というようなご相談を受けます。

今や買い物を自社の店舗だけで行なうのではなく、顧客と複数の接点を持つ「オムニチャネル」の考え方が主流になっています。一般消費者にとってはどこで買うかという経路はあまり重要ではなく、スマートフォンによっていつでも企業とつながることができるため、「欲しいものが、必要なときに、できるだけ安い価格で買えること」が重要です。

そこで、今回は小売ビジネスにおけるスマホアプリ(いわゆるお店アプリ・店舗アプリ)の活用法、メリットやリスクについてまとめました。

小売企業でのアプリ活用事例と主なメリット

基本的には実店舗への来場促進や、既存顧客(リピーター・常連)の管理をメインとしており、実装されている機能としては

  • ポイントカードのアプリ化
  • セール情報の配信(チラシのアプリ化)
  • チェックイン機能(来店でポイント付与など)

といったところです。オンラインストアのみではなく実店舗を持っている企業がアプリを活用していることは日本の特徴といえます。

実店舗と連動したアプリの場合、特に目新しい機能がなくとも、顧客にとっては、

  • 会員カードを紛失することがなくなる
  • 外出先からでも、馴染みの各店舗のセール品をチェックできる
  • スマホサイトに比べて閲覧しやすい

という明確なメリットがあるので、企業にとっては、実店舗内で接客中のダウンロード促進が比較的やりやすいジャンルといえます。

基本的な機能を抑えた上で、自社独自の企画を実装することで顧客との関係をより良くしていくためのチャレンジができます。

EC はアプリと好相性

小売業界の中でもアパレル・雑貨・インテリア系の企業様などがよく運営されている EC サイトは、アプリ化することで多くのメリットがあるというデータが残っています。

すべての小売企業が展開できるビジネスではありませんが、インターネット販売に注力していない場合は検討の余地があるといえます。

参考:スマホサイトの売上を改善!ECサイトのアプリ化は「3つの課題」に良い効果を与えられるメリットが

小売アプリのデメリット、失敗しないために注意すべき点

国内各社のアプリの分析データを提供する App Annie 社では、小売業界のアプリの多くはあくまで上記の基本機能に留まり、「お知らせアプリ」の域を出ていないとしています。

多くの企業にとってアプリ利用の目的は、最終的に自社の売上を伸ばすことですが、直接的にはクーポンやセール等といった「ディスカウント」キャンペーンの周知及び展開のための利用になっているのが実態です

引用:小売業界においてアプリ活用を成功させるために重要な視点

店舗と連動したアプリをフル活用するとなると

  • 飲食物をアプリから事前オーダー
  • アプリで決済
  • iBeacon を使って実店舗内を誘導

などが挙げられます。

日本は現金での支払いが多く、キャッシュレス化が進んでいないという背景があります。また、iBeacon を使おうにも Bluetooth をオフにしているユーザーが多いなど、アプリ文化はまだまだ発展途上といえます。

いずれは日本各地のショップでもスマホ決済や位置情報と連動した案内などが一般的になるかもしれません。そうなってから対応するか、今から少しでも社内にアプリ活用のノウハウを貯めておくかという経営スタンスによるのかもしれません。

また、よくアプリ開発、Web サイトをアプリ化するメリットとして「顧客が毎日開くスマートフォンのホーム画面の自社のアイコンを置ける」という宣伝効果が挙げられます。

ただ、よくデータで挙げられる「1 日にアプリを開いている時間」は、一見すると長く見えますが、SNS アプリなど一部のジャンルによって平均値が底上げされています。利用時間が多いアプリを見ても SNS やゲーム、動画閲覧、ニュースアプリ、大手 EC などが並んでおり、一企業の公式アプリがどれだけ起動されているのかという点には疑問が残ります。

そうなると、ただの「お知らせアプリ」の開発・運用で、公式 SNS アカウントよりも費用対効果が高い結果を出せるのかという経営視点が重要になります。

小売業界でアプリ事業を始める際に気をつけること

ポイント1:短期的な戦略か、長期的な投資か (ゴールの設定)

冒頭で説明したように、現在の日本人の平均的な IT リテラシーなどもあり、小売業界の現状は「アプリ=既存顧客の管理・セール情報の配信による再訪促進」に留まっています。

ブランドとして伝えたい世界観があるといった理由で新しい機能を盛り込む施策は価値のあるチャレンジですが、まだ成功事例は多くありません。

ですので、(小売業界に限った話ではないですが) 大きく分けると「短期的に投資を回収できる見込みのある、最低限の機能のアプリ」か、「世界観を醸成して顧客を育成していく、投資的なアプリ」、あるいはその折衷案を探っていくというアプローチになると思います。

アプリは開発面でも運用面でもコストがかさみ、戦略や振り返り・検証・改善が重要になる事業です。だからこそ、始める前にしっかりと目標設定を行ない、携わるメンバーたちと意識を合わせておくことが重要です。

参考記事

ポイント2:保守・運用の体制を整えておく

若年層に限らず、幅広い世代で日常的にスマホアプリを使う人の割合が増えてはいるものの、SNS などに比べると企業の公式アプリは起動頻度が低くなります。
そこで、定期的にアプリを開いてもらうための施策として、小売や EC など、物品販売を行なっている企業の生命線となるのがプッシュ通知です。

データを見ても、特にその場で購入ができる EC アプリは顧客側も「期待している」状態で、通知を受け取る設定にしてくれる傾向にあります。

ただ、だからといってプッシュ通知を適当に発信していると、それはアプリを削除されてしまうリスクにもつながります。「運用に時間をかけられないから」といって全ユーザーに一斉に、1 日に何度もプッシュ通知を配信してしまうと、むしろ逆効果となることに注意しましょう。

参考記事

ポイント3:競合に惑わされすぎない

事業を始める上で、競合を分析した上で自社のポジションを模索していくことが大切です。

アプリはデータがあまり公開されていないこともあり、噂のような情報が一人歩きすることも少なくありません。

また、私たちが常に強調していることですが、「メディア露出が多く、インストール数が多いアプリ=儲かっている」というわけではありません。広告費を投資するほど、DL 数が伸びたり有名媒体に掲載される機会が増えたりするということです。

参考:同業他社のアプリってどうなの?まずは App Store と Google Play から競合調査をしておこう

ポイント4:新規集客には期待しない

序盤でオムニチャネルの話が出ましたが、企業の販促戦略としても「流入経路を増やす」ということはよく意識されます。「顧客はアプリを使った買い物体験を望んでいる」「アプリをつくれば今まで取りこぼしていた層を自社の顧客にできるのでは」といった仮説を立てることは可能ですが、あまりおすすめはできません。

単価が高いショップやビジネスであれば別ですが、一般的なショップの単価を考えると、新規顧客の獲得による売上はさほど大きくなりません。一方、アプリの開発費用に運用コストに加えて新規顧客の獲得コストがかかるため、すぐに新規開拓での利益を出すにはかなりの運用テクニックが必要になります。

もちろん、ポイント 1 の「長期戦略か短期戦略か」という根本にも関わってくるので一概には言えないのですが、一般的には 新規顧客の獲得であれば既存サイトの改修や Web 広告などのほうが即効性が高いといえます。

何を重視すればいい?失敗しない「iPhone/Androidアプリ制作会社の探し方・選び方」について考える

ホームページをつくる際も同じですが、アプリを外注する際も「どうやって制作会社を探せばいいのか」というお悩みはよく聞かれます。

当然ながら「絶対に失敗しない探し方・選び方」は存在しませんが、アプリ制作会社の BackApp としては「注意したほうがいい点」や「考え方」ならばいくつか提示できます。

そこで、今回は iOS/Android アプリの開発を社外に委託しようとお考えの企業様 (ご担当者様) 向けに、外注時のポイントをまとめました。

Web制作・アプリ開発の外注先の主な探し方とは

サイトやシステム、アプリなどのジャンルを問わず、探し方としてはたくさんあり、

  • 知人・取引先の紹介
  • アプリ (Web サイト) 開発について調べていたときに見つけた会社に相談
  • メディアで取り上げられている会社を見て問い合わせ
  • 一括見積もりサイトを利用
  • クラウドソーシングサイトにてコンペ形式で募集をかける
  • 制作会社の名鑑・ポータルサイト類から探す
  • 「相談会」のようなイベントで知り合った企業に後日改めて相談
  • 条件を指定し、紹介・マッチングサービスを利用する

などのパターンが挙げられます。

では、このような手法でいくつかの制作会社とやりとりを行ない、企画の相談をして見積もりを取ってもらった場合、最終的な決め手はどこになるのでしょうか。

iOS/Android アプリの制作会社を選んだ際によく聞かれる理由

1. 予算

アプリ事業を始めようとしている企業様からは、費用に関する要望やご相談を受けることが多いです。「アプリ事業に関しては効果が出るかわからないから、慎重になっている」「アプリは Web サイトに比べて保守・運用コストがかかると聞いている」「まずは試しに初めてみたいので、少しでも初期費用を抑えたい」といった事情がよく聞かれます。

予算が最優先とまではいかなくても、「いい提案をもらったけど、予算の面で折り合いがつかなかった」とお見送りになるケースもあります。そう考えると、アプリ制作会社の選び方において予算・提示額の影響は無視できません。

2. 担当者の知識と態度

知人や取引先に紹介してもらった場合や、いくつかの制作会社に直接問い合わせをした場合 (一括見積もりサイトなどではない) によくある選び方です。

「見積もりや、質問に対する回答が早かった」「知識が豊富で、わからないことを教えてくれた」というように “信頼できる担当者” に出逢えたとき、「この会社なら安心だろう」という理由で決められる企業様も多いです。

3. 開発実績

成功している競合他社や業界最大手企業などが開発を委託した制作会社は、「自分たちも成功させてくれそうだ」「うちの業態のアプリで必要な UI・デザインを理解していそうだ」という感覚で選ばれることがあります。

制作会社も「◯◯業界に強い」「◯◯業界の実績が豊富」と宣伝している場合がありますので、担当者レベルではなく会社として信頼して選ぶという選択肢もあります。

こんなトラブルも…。制作会社の選び方別・「思わぬ落とし穴」

上記のような理由でアプリ制作会社を選ぶことは、決して間違っているわけではありません。ですが、より成功する確率を高めるためには、それぞれの探し方のパターンにおける「よくある失敗例」について念頭に置いておくことが大切です。

1. 費用が安かった → 安いだけだった

制作会社が開発費用を安く抑えるということは、かける労力も抑えるということです。

もちろん、効率的にプロジェクトを進め、数をこなしながら品質を保っている企業もあります。ただ、テンプレートをそのまま使うことしかできなかったり、プッシュ通知の配信が限定的 (全ユーザーに一括送信のみなど) だったり、ユーザーの行動情報が取得しきれなかったりすることもあります。

過去にシステム・アプリ開発を外注した企業を分析した調査データ(アイティメディア株式会社調べ)では、「納品されたアプリの品質が低い」という不満の圧倒的な多さが明らかになりました。

参考:データで分かる「失敗しない開発会社の選び方」――開発会社への不満第1位は……?

もちろん、納品物の完成度は開発が始まる前のコミュニケーションなどにも影響されますので、「予算が安い制作会社は危ない」ということではありません。ですが、予算と品質のバランスを意識することは大切といえます。

2. 担当者が好感触だった → 結局、開発現場から反対意見が出た

レスポンスの早さや提案力など、アプリ制作会社にお問い合わせをしたときの窓口担当者は人それぞれです。

たとえば、技術的な知識がまったくない営業マンだと、「こういうことはできますか?」「こういうことをした場合、見積もりはどれくらい変わりますか?」といった質問に対する返答を間違えてしまうこともあります。

結果として、制作会社の開発チーム内で「こだわりは理解できるけど、この仕様は (予算内では) 実現できない」となり、費用も納期も変わってしまうというような事態にもなりえます。

参考:「そのこだわり、本当に必要ですか?」制作会社が考える、スマホアプリのデザインの作り方

3. 実績が豊富だった → 一部のみの担当だった、メンバーが退職済だった

制作会社の実績ページやパンフレットからは、その会社が「何をどこまでやったか」はわからない場合もあります。大手企業の大規模なプロジェクトなどの華々しい実績が気になった際は、担当箇所も確認しておくと良いかもしれません。

さらに、開発の大部分を担当していた場合でも、そのプロジェクトのメンバーが自社の案件も再び担当してくれるとは限りません。すでに他社の案件に割り当てられていたり、退職していたりする場合もあります。

また、パッケージサービスの “導入企業数” も鵜呑みにするのは危険といえます。広告費をいくらかけたかというデータまでは表に出てきませんので、口コミで広まったのか広告でまず実績を広げにいったのかという企業戦略までを踏まえて判断する必要があります。

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コンペ(入札形式)やアイミツ形式での外注先選び、そのメリットとデメリット

クラウドソーシングサービスや一括見積もりサイトの普及により、複数の制作会社に同時に問い合わせすることも簡単になっています。アプリ事業の経験がない場合は、複数社からの具体的な提案を受けることができるのはメリットとなります。

ただ、アプリ開発の外注に関しては「簡単に要望を聞いた程度では、100% 正確な見積もりは出せない」という問題があります。

かなり細かくドキュメントを用意したならともかく、ざっくりとしたイメージで見積もりを取った場合、制作会社それぞれが違う完成形を描いています。そうなると、単に想定する労力の違いが見積もり金額の差になってしまいます。

参考:iPhone・Androidアプリの見積もり金額はどう決まる?外注・委託時の開発費の相場と値段の内訳とは

また、アイミツ形式の選び方では、どうしても “費用” に目がいきがち (試作品をつくってもらえるわけではないので、他に比較できるものがない) という部分もデメリットといえます。

では結局、失敗しづらいアプリ制作会社の探し方とは?

アプリ開発においては、

  • 「絶対に失敗しない選び方」は存在しない (探し方ごとの失敗事例がある)
  • 予算は「ボーダーライン」を決めるならいいが、固執するとリスクもある
  • (営業) 担当者と話がまとまる=開発がその通りに進む、とは限らない
  • 開発会社の「実績」は字面通りに受け取れるものではない

ということをまず念頭に入れておくことをおすすめします。

アプリに限らず、外注先の制作会社を選ぶということは就職・転職活動と似ている部分もあると思います。「給料が高いから (→昇給・賞与が低かった)」「リクルーターや面接担当者が優しかったから (→現場はまったく違う雰囲気だった、決め手となった社員が退職していた)」といった理由で就職先を選ぶことが必ずしも成功につながるわけではありません。

当然、我々制作会社からしても「うちに任せていただければ絶対に安心です」と言えるわけではありませんので、ぜひ複数の会社から具体的な話を聞いてみてほしいと考えています。特に外部委託の経験が浅いうちは、じっくり考えることで信頼できる外注先の条件が見えてくるのではないかと思います。

BackApp でも見積もりや企画の相談を承っております。テンプレート的に量産しているわけではないので、最初から「とにかく費用を安く抑えたい」というご相談には応じかねます。「アプリを通してお客様のビジネスを成功させる」ことを目標としているため、アプリ事業をやる目的から整理して仕様を決めていきたいという場合はぜひお気軽にご相談ください。

iOSアプリを公開する際の申請のやり方 (AppStore への登録方法 / iPhone の端末登録等)

個人・法人を問わず、開発された iOS アプリは App Store を経由して世の中に配布されます。

そこで今回は、アプリ開発を終えてから困らないよう、アプリを世の中に公開するためのリリース作業を一からご説明します。

※こちらは iPhone/iPad アプリ用の記事ですので、Android アプリを Google Play に公開する手順は下記の記事をご覧ください。

参考:Androidアプリを公開する際の申請のやり方 (GooglePlay への登録方法 / Console の使い方)

この記事の概要

開発した iPhone/iPad アプリをストアでリリースする流れ

App Store に完成版のアプリを登録するには

  • リリースするための開発用証明書 (Certificate) の作成
  • App ID の登録
  • 開発用端末の登録
  • Provisioning Profile を作成
  • iTunes Connect からアプリの情報を初期登録
  • ビルドしてバイナリアップ
  • iTunes Connect から最終登録

という手順で進めていきます。

審査にかかる期間はかなり短縮されてきていますが、必要なものが多く、何も準備をしていないとリリース前のバタバタしている時期に思わぬ時間がかかることもよくあります。

「申請できない!」と詰まったらチェックしたい、必要なものリスト

iOS アプリの申請は Android に比べて準備が多くなるので、必要な準備(ファイルなど)ができていないと詰まる場面も出てきます。

公開前の準備段階ですと

  • ビルドのためには Provisioning Profile が必要
  • Provisioning Profile をつくるためには App ID、開発用証明書、開発用端末の登録が必要
  • 開発用証明書をつくるためには CSR ファイルが必要
  • プッシュ通知用証明書をつくるためには CSR ファイルと App ID が必要

という条件があるので、冒頭で挙げた順を追って登録していくことになります。

また、各種ファイルが複数作成されて重複してしまっていたりすることもあるので、「必要なファイルが一つだけ用意されているか」を確認しましょう(※開発用端末は複数登録されていても構いません)。

iPhone/iPadアプリを公開するための申請費用は無料

iOS アプリの公開はすべて App Store を利用することになりますが、個人が趣味で開発したものも株式会社が事業として開発したものも無料で申請・ストア登録ができます。

ただし、公開にあたっては Apple Developer アカウントが必要になります。この開発者登録には 99 ドル必要なので、費用という意味ではこれだけ考慮しておいてください。なお、Android アプリ開発とは異なり一年ごとに契約更新が必要です。

Developer アカウントをまだ所持していない方はこちらの記事を参考に開設をお願いします。

参考:Apple DeveloperProgram 申請・登録方法と更新の流れ(法人の手順もあり)

手順1. 開発証明書まわりを揃える (Certificate, p12)

証明書 (cer) を作成する際にはまず、ローカルマシンの中で個人を特定するためのリクエストファイル (CSR) をつくる必要があります。

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証明書アシスタントが起動したら

  • ユーザーメールアドレス:開発者 (管理者) のもの
  • 略称:空欄でなければ何でもいい
  • CA のメールアドレス:空欄のままでも可
  • 要求の処理:「ディスクに保存」「鍵ペア情報を指定」にチェック

を入力し、証明書の要求ファイル (CSR) を保存してください。

CSR ファイルができたら、Apple Developer Program ページの左カラム「Certificates, Identifiers & Profiles」→「Certificates」→「All」をクリックし、右上の「+」を押すと、証明書の作成が始まります。

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今回作成するのはリリース用の証明書なので「iOS App Development」にチェックを入れます(※開発用の証明書が「iOS App Development」、プッシュ通知用の証明書が「Apple Push Notifications service SSL」となっています)。

次に進むと、先ほど作成した CSR ファイルが求められるので、先ほど作成した CSR ファイルをアップロードしてください。

成功すると「Your certificate is ready」という画面に切り替わり、「Download」ボタンを押すことで新しい証明書 (cer) がダウンロードできます。

CSR 作成後に cer ファイルを作成して取り込むことで、各自の Mac のキーチェーンアクセス上で証明書と秘密鍵が紐付きます。

手順2. App ID を取得

Apple Developer Program ページの左カラム「Identifier」の中から「App IDs」を選択し、右上の「+」ボタンを押すことで新規作成が始まります。

img

「App ID Description」にはアプリの簡単な説明を入力してください。

アプリごとに同じ ID をつける場合は Explicit App ID を ( Bundle ID と同様の扱いで) 、いくつかのアプリで共通の ID を使いたい場合は Wildcard App ID を作成します。

どちらの場合も「Bundle ID」が必要なので、Xcode で設定している「Bundle Identifier」と同じものを設定しておきましょう。

xcode

「App Services」の項目では、アプリ内で利用しているサービス内容にチェックを入れます。プッシュ通知を利用している場合は必ず「Push Notifications」をチェックしておきましょう。

確認画面では「Enabled」ではなく「Configurable」と表示されると思いますが、この時点では問題ありませんので、このまま登録してください。

手順3. 開発用 iOS 端末の登録

Apple Developer Program ページの左カラム「Devices」から「All」をクリックし、右上の「+」ボタンを押すことで新規登録が始まります。

「Register Device」の欄に端末の「Name」と「UUID」を入力します。名前は自分が識別できるものを記入しましょう。

UUID は、各自が持っている iPhone 固有の ID になります。調べ方は Xcode を使うのが一番早いですが、iTunes などからも確認ができます。方法一覧は Apple 公式ドキュメントを参考にしてください。

参考:ID、デバイス、プロファイルの管理 (Apple Developer 公式ガイド)

名前とデバイス ID (UUID) の二つを入力すれば、端末登録は完了です

手順4. Provisioning Profile の作成

ここまで準備ができたら、ビルドのために必要なプロファイルを作成します。

Apple Developer Program ページの左カラムの最下部にある「Provisioning Profiles」から「All」をクリックし、右上の「+」ボタンを押すと新規登録が始まります。

img

まず Distribute 先をチェックする必要がありますが、アプリのリリース用ビルドを行なうための配布用プロビジョニングプロファイルを作成する際は「App Store」を選択します(デバッグビルドを行なうための開発用プロビジョニングプロファイルを作成する際は「Ad Hoc」になります)。

iOS アプリを公開する用の Provisioning Profileでは、

  • リリース版の開発用証明書
  • 今回公開するアプリの App ID
  • 開発用端末

を登録していきます。「Select App ID」→「Select certificate」→「Select devices」と画面が遷移するので、これまでに作成した ID とファイルを紐づけていってください。

最後に「Profile Name」にファイル名を入力すると、ファイルが作成されるので、ダウンロードして保存しておきましょう。

ビルドに必要なものはこれで最低限揃いました。ただし、プッシュ通知を使っているアプリの際はここから APNs 証明書を作成する必要があります。プッシュ通知用の証明書に関しては下記の記事を参考にしてください。

参考;プッシュ通知に必要な証明書の作り方2018

ここからは、Xcode と iTunes Connect を使ってアプリを申請していきます。

手順5. iTunes Connect にアプリ情報を初期登録しておく

ビルドの前に、まずは iTunes Connect からアプリの情報を登録します。すべての項目ではないので、あまり手間はかかりません。

img

「マイ App」から「新規 App」をクリックすると、アプリの名前や、ここまで入力してきた Bundle ID などが求められます。

すべての項目を入力したら、いったん iTunes Connect から離れます。

img

「1.0 提出準備中」となっており、Xcode などからリリース版のアプリをビルドするように表示されているためです。

手順6. ビルドしてバイナリアップ

xcode

Xcode を起動し、「project」の「TARGETS」からリリース用の設定として、

  • Bundle Identifier = iTunes Connect (+App ID 作成時) に登録したもの
  • Version = 1.0.0
  • Build = 1.0.0

を入力します。

そして Xcodeの上部メニューから「Product > Archive」を選択します。

Archiveを選択

アーカイブビルドを作成したら、リリース用のビルドに問題がないかのチェックが必要になります。ここで以前作成した Provisioning Profile を使います。

リストアップされた中から今回のビルドを選び、「Validate」を実行してください。問題がなければ「Validation Successful」と表示されます。

Validate が成功すると「Submit to App Store…」が選択できるようになるので、こちらから iTunes Connect にアップロードができます (ソースコードを送信しているので少し時間がかかります)。

手順7. iTunes Connect からアプリ情報を入力→申請

iOS アプリのソースコードのアップロードが完了したら、ストア掲載に必要な情報を埋めていきます。

検索で表示されやすく、あるいはダウンロードされやすくするような見せ方については、Apple 社が出しているガイドラインに沿って考えていけばよいかと思います。

参考:プロダクトページの最適化 – App Store – Apple Developer

スクリーンショットの登録

img

スクリーンショットは最大 10 枚まで掲載できます。こちらも上記の App Store ガイドラインが参考になります。

最初の1〜3枚にはアプリケーションの重要なポイントが表現されている画像を選ぶことが大切です。3枚目以降は、アプリケーションの主な利点や特徴にフォーカスし、アプリケーションの価値をアピールします。

また、アイコンやスクリーンショットは、iPhone/iPad の新しい端末が出るたびに必要なもの・サイズが変わってきますので、下記の記事を参考にしてください。

iOS/Android アプリ開発で必要な画像のサイズ一覧 (アイコン・スプラッシュ等)

App Store に掲載するテキスト情報

img

iOS 11 で追加された「プロモーションテキスト」は、いつでも修正できるので、アプリの最新情報(更新箇所、キャンペーンなど)を書きましょう。概要部分はアプリの基本的な説明となります。

説明文やキーワードのポイントとしては

  • 想定しているユーザーが「ストアで検索しそうな」キーワードを考えて入れていく
  • 不自然なほどキーワードを入れるのは逆効果(昔の SEO, ASO の感覚でやっていても、アルゴリズムがどんどん人間の感覚に近づいていくのでむしろ効果が下がる)
  • 同様に、「世界最高の」「最も高性能な」といった具体性のないセールスコピーは避ける

といったところでしょうか。

ASO (SEO も共通) の基礎としては、「誰もが検索するビッグワードで上位表示されているコンテンツを参考にする」ということが大切です。コピペは厳禁ですが、説明文の書き方やキーワードの入れ具合などはおおいに参考になります。

「サポート URL」は必須なので、あればアプリの公式サイトを、なければ企業の公式サイトを書いておきましょう。

img

App Store のアイコンは、Android (Google Play) ほど自由に、バナー画像のようにはつくれませんが、その分悩むこともなくスムーズに登録できるかと思います。

Copyright の名義部分はアプリのダウンロードページに表示されるので、社名などの正しい表記を確認してください。

価格・配布地域の設定

img

有料のアプリの場合は値段を設定しましょう。アプリ内課金があっても、無料プランもある場合は無料に設定しておきます。

補足:最近の iOS アプリ申請時のレビュー期間

数年前は App Store の審査に時間がかかるため、プレスリリースを打つなどの宣伝施策との兼ね合いで苦労することもありました (確実に同日にリリースする場合は、申請を通してから非公開にするといった方法がよく使われていました)。

最近ではかなり短縮されており、Android のように数時間後に公開可能になることはないものの、数日後には結果が返ってきます。

また、新規登録ではなくバグの修正などで緊急対応をした場合、優先的に審査をしてもらう「優先レビュー」を申請することもできます。

緊急時のレビュー依頼に関しては下記の記事を参考にしてください。

個人・法人を問わず、開発された iOS アプリは App Store を経由して世の中に配布されます。

そこで今回は、アプリ開発を終えてから困らないよう、アプリを世の中に公開するためのリリース作業を一からご説明します。

※こちらは iPhone/iPad アプリ用の記事ですので、Android アプリを Google Play に公開する手順は下記の記事をご覧ください。

参考:Androidアプリを公開する際の申請のやり方 (GooglePlay への登録方法 / Console の使い方)

開発した iPhone/iPad アプリをストアでリリースする流れ

App Store に完成版のアプリを登録するには

  • リリースするための開発用証明書 (Certificate) の作成
  • App ID の登録
  • 開発用端末の登録
  • Provisioning Profile を作成
  • iTunes Connect からアプリの情報を初期登録
  • ビルドしてバイナリアップ
  • iTunes Connect から最終登録

という手順で進めていきます。

審査にかかる期間はかなり短縮されてきていますが、必要なものが多く、何も準備をしていないとリリース前のバタバタしている時期に思わぬ時間がかかることもよくあります。

「申請できない!」と詰まったらチェックしたい、必要なものリスト

iOS アプリの申請は Android に比べて準備が多くなるので、必要な準備(ファイルなど)ができていないと詰まる場面も出てきます。

公開前の準備段階ですと

  • ビルドのためには Provisioning Profile が必要
  • Provisioning Profile をつくるためには App ID、開発用証明書、開発用端末の登録が必要
  • 開発用証明書をつくるためには CSR ファイルが必要
  • プッシュ通知用証明書をつくるためには CSR ファイルと App ID が必要

という条件があるので、冒頭で挙げた順を追って登録していくことになります。

また、各種ファイルが複数作成されて重複してしまっていたりすることもあるので、「必要なファイルが一つだけ用意されているか」を確認しましょう(※開発用端末は複数登録されていても構いません)。

iPhone/iPadアプリを公開するための申請費用は無料

iOS アプリの公開はすべて App Store を利用することになりますが、個人が趣味で開発したものも株式会社が事業として開発したものも無料で申請・ストア登録ができます。

ただし、公開にあたっては Apple Developer アカウントが必要になります。この開発者登録には 99 ドル必要なので、費用という意味ではこれだけ考慮しておいてください。なお、Android アプリ開発とは異なり一年ごとに契約更新が必要です。

Developer アカウントをまだ所持していない方はこちらの記事を参考に開設をお願いします。

参考:Apple DeveloperProgram 申請・登録方法と更新の流れ(法人の手順もあり)

手順1. 開発証明書まわりを揃える (Certificate, p12)

証明書 (cer) を作成する際にはまず、ローカルマシンの中で個人を特定するためのリクエストファイル (CSR) をつくる必要があります。

img

証明書アシスタントが起動したら

  • ユーザーメールアドレス:開発者 (管理者) のもの
  • 略称:空欄でなければ何でもいい
  • CA のメールアドレス:空欄のままでも可
  • 要求の処理:「ディスクに保存」「鍵ペア情報を指定」にチェック

を入力し、証明書の要求ファイル (CSR) を保存してください。

CSR ファイルができたら、Apple Developer Program ページの左カラム「Certificates, Identifiers & Profiles」→「Certificates」→「All」をクリックし、右上の「+」を押すと、証明書の作成が始まります。

img

今回作成するのはリリース用の証明書なので「iOS App Development」にチェックを入れます(※開発用の証明書が「iOS App Development」、プッシュ通知用の証明書が「Apple Push Notifications service SSL」となっています)。

次に進むと、先ほど作成した CSR ファイルが求められるので、先ほど作成した CSR ファイルをアップロードしてください。

成功すると「Your certificate is ready」という画面に切り替わり、「Download」ボタンを押すことで新しい証明書 (cer) がダウンロードできます。

CSR 作成後に cer ファイルを作成して取り込むことで、各自の Mac のキーチェーンアクセス上で証明書と秘密鍵が紐付きます。

手順2. App ID を取得

Apple Developer Program ページの左カラム「Identifier」の中から「App IDs」を選択し、右上の「+」ボタンを押すことで新規作成が始まります。

img

「App ID Description」にはアプリの簡単な説明を入力してください。

アプリごとに同じ ID をつける場合は Explicit App ID を ( Bundle ID と同様の扱いで) 、いくつかのアプリで共通の ID を使いたい場合は Wildcard App ID を作成します。

どちらの場合も「Bundle ID」が必要なので、Xcode で設定している「Bundle Identifier」と同じものを設定しておきましょう。

xcode

「App Services」の項目では、アプリ内で利用しているサービス内容にチェックを入れます。プッシュ通知を利用している場合は必ず「Push Notifications」をチェックしておきましょう。

確認画面では「Enabled」ではなく「Configurable」と表示されると思いますが、この時点では問題ありませんので、このまま登録してください。

手順3. 開発用 iOS 端末の登録

Apple Developer Program ページの左カラム「Devices」から「All」をクリックし、右上の「+」ボタンを押すことで新規登録が始まります。

「Register Device」の欄に端末の「Name」と「UUID」を入力します。名前は自分が識別できるものを記入しましょう。

UUID は、各自が持っている iPhone 固有の ID になります。調べ方は Xcode を使うのが一番早いですが、iTunes などからも確認ができます。方法一覧は Apple 公式ドキュメントを参考にしてください。

参考:ID、デバイス、プロファイルの管理 (Apple Developer 公式ガイド)

名前とデバイス ID (UUID) の二つを入力すれば、端末登録は完了です

手順4. Provisioning Profile の作成

ここまで準備ができたら、ビルドのために必要なプロファイルを作成します。

Apple Developer Program ページの左カラムの最下部にある「Provisioning Profiles」から「All」をクリックし、右上の「+」ボタンを押すと新規登録が始まります。

img

まず Distribute 先をチェックする必要がありますが、アプリのリリース用ビルドを行なうための配布用プロビジョニングプロファイルを作成する際は「App Store」を選択します(デバッグビルドを行なうための開発用プロビジョニングプロファイルを作成する際は「Ad Hoc」になります)。

iOS アプリを公開する用の Provisioning Profileでは、

  • リリース版の開発用証明書
  • 今回公開するアプリの App ID
  • 開発用端末

を登録していきます。「Select App ID」→「Select certificate」→「Select devices」と画面が遷移するので、これまでに作成した ID とファイルを紐づけていってください。

最後に「Profile Name」にファイル名を入力すると、ファイルが作成されるので、ダウンロードして保存しておきましょう。

ビルドに必要なものはこれで最低限揃いました。ただし、プッシュ通知を使っているアプリの際はここから APNs 証明書を作成する必要があります。プッシュ通知用の証明書に関しては下記の記事を参考にしてください。

参考;プッシュ通知に必要な証明書の作り方2018

ここからは、Xcode と iTunes Connect を使ってアプリを申請していきます。

手順5. iTunes Connect にアプリ情報を初期登録しておく

ビルドの前に、まずは iTunes Connect からアプリの情報を登録します。すべての項目ではないので、あまり手間はかかりません。

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「マイ App」から「新規 App」をクリックすると、アプリの名前や、ここまで入力してきた Bundle ID などが求められます。

すべての項目を入力したら、いったん iTunes Connect から離れます。

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「1.0 提出準備中」となっており、Xcode などからリリース版のアプリをビルドするように表示されているためです。

手順6. ビルドしてバイナリアップ

xcode

Xcode を起動し、「project」の「TARGETS」からリリース用の設定として、

  • Bundle Identifier = iTunes Connect (+App ID 作成時) に登録したもの
  • Version = 1.0.0
  • Build = 1.0.0

を入力します。

そして Xcodeの上部メニューから「Product > Archive」を選択します。

Archiveを選択

アーカイブビルドを作成したら、リリース用のビルドに問題がないかのチェックが必要になります。ここで以前作成した Provisioning Profile を使います。

リストアップされた中から今回のビルドを選び、「Validate」を実行してください。問題がなければ「Validation Successful」と表示されます。

Validate が成功すると「Submit to App Store…」が選択できるようになるので、こちらから iTunes Connect にアップロードができます (ソースコードを送信しているので少し時間がかかります)。

手順7. iTunes Connect からアプリ情報を入力→申請

iOS アプリのソースコードのアップロードが完了したら、ストア掲載に必要な情報を埋めていきます。

検索で表示されやすく、あるいはダウンロードされやすくするような見せ方については、Apple 社が出しているガイドラインに沿って考えていけばよいかと思います。

参考:プロダクトページの最適化 – App Store – Apple Developer

スクリーンショットの登録

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スクリーンショットは最大 10 枚まで掲載できます。こちらも上記の App Store ガイドラインが参考になります。

最初の1〜3枚にはアプリケーションの重要なポイントが表現されている画像を選ぶことが大切です。3枚目以降は、アプリケーションの主な利点や特徴にフォーカスし、アプリケーションの価値をアピールします。

また、アイコンやスクリーンショットは、iPhone/iPad の新しい端末が出るたびに必要なもの・サイズが変わってきますので、下記の記事を参考にしてください。

iOS/Android アプリ開発で必要な画像のサイズ一覧 (アイコン・スプラッシュ等)

App Store に掲載するテキスト情報

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iOS 11 で追加された「プロモーションテキスト」は、いつでも修正できるので、アプリの最新情報(更新箇所、キャンペーンなど)を書きましょう。概要部分はアプリの基本的な説明となります。

説明文やキーワードのポイントとしては

  • 想定しているユーザーが「ストアで検索しそうな」キーワードを考えて入れていく
  • 不自然なほどキーワードを入れるのは逆効果(昔の SEO, ASO の感覚でやっていても、アルゴリズムがどんどん人間の感覚に近づいていくのでむしろ効果が下がる)
  • 同様に、「世界最高の」「最も高性能な」といった具体性のないセールスコピーは避ける

といったところでしょうか。

ASO (SEO も共通) の基礎としては、「誰もが検索するビッグワードで上位表示されているコンテンツを参考にする」ということが大切です。コピペは厳禁ですが、説明文の書き方やキーワードの入れ具合などはおおいに参考になります。

「サポート URL」は必須なので、あればアプリの公式サイトを、なければ企業の公式サイトを書いておきましょう。

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App Store のアイコンは、Android (Google Play) ほど自由に、バナー画像のようにはつくれませんが、その分悩むこともなくスムーズに登録できるかと思います。

Copyright の名義部分はアプリのダウンロードページに表示されるので、社名などの正しい表記を確認してください。

価格・配布地域の設定

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有料のアプリの場合は値段を設定しましょう。アプリ内課金があっても、無料プランもある場合は無料に設定しておきます。

補足:最近の iOS アプリ申請時のレビュー期間

数年前は App Store の審査に時間がかかるため、プレスリリースを打つなどの宣伝施策との兼ね合いで苦労することもありました (確実に同日にリリースする場合は、申請を通してから非公開にするといった方法がよく使われていました)。

最近ではかなり短縮されており、Android のように数時間後に公開可能になることはないものの、数日後には結果が返ってきます。

また、新規登録ではなくバグの修正などで緊急対応をした場合、優先的に審査をしてもらう「優先レビュー」を申請することもできます。

緊急時のレビュー依頼に関しては下記の記事を参考にしてください。

参考:iPhoneアプリの審査期間を短縮!緊急時のみ可能な、AppStoreへの優先レビューの申請手順

iOS/Androidアプリの公開前にリンクを取得!App Store/Google Play のダウンロード用 URL の調べ方

レビューを依頼するため、プレスリリース配信のため、知り合いや取引先に共有するためには、アプリの配信前にストアの URL を知っておく必要があります。

エンジニアにとっては当たり前の内容かもしれませんが、運用や PR・マーケ担当者にとってはなかなか知る機会もありません。

そこで今回はアプリ公開前の宣伝準備の一環として、App Store と Google Play それぞれの URL を取得しておく方法をまとめました。

Google Play 公開前に Android アプリのストア URL を取得する方法

Android はシンプルで、Google Play 内にある自社アプリの掲載情報(ダウンロード用)ページは

https: //play.google.com/store/apps/details?id=(アプリの ID)

という URL になります。ID に社名とアプリ名が含まれるような形が多いですが、ある程度は自社で決めることができます。

アプリケーション ID は開発→ビルド時に設定する

Android アプリの ID は、モジュールの build.gradle ファイル内の applicationId が該当します。この文字列がビルド時に APK ファイルに紐づけられ、Google Play (Console) 上にも反映されます。

androidstudio

applicationId には、

  • 英字で 2 単語以上(1 個以上のドットを含む)
  • 各単語は文字で始まる
  • すべての文字は英数字またはアンダーバー
  • アルファベットの大文字・小文字ともに使用可

という命名規則があります。また、iOS と同様、Google Play にアプリを公開した後は変更できません。

新しいバージョンに更新したときに違う ID を付与した場合、別のアプリとして公開されてしまうので、注意しましょう。

マニュフェストファイルの package-name

開発中、AndroidManifest.xml ファイルの package には、上記アプリケーション ID と別の文字列を設定することもできます。

ただし、最終的にビルドを行なって APK ファイルを出力すると、マニフェストファイルの package は Gradle の applicationId の文字列で上書きされます。

参考:https://developer.android.com/studio/build/application-id

Unity で開発した場合のアプリケーション ID の調べ方

Unity で開発したアプリは、設定 (Build Settings) から「Bundle Identifier」を入力します。この値がアプリケーション ID になるので、同様にストアの URL を取得できます。

参考:http://www.clrmemory.com/android/get-url-android/#section1

iPhone/iPad アプリのダウンロード用 URL を事前に調べる

iOS の場合、Android に比べてやや複雑な URL になります。

App Store の URL の意味と構成

App Store 内にある自社のアプリの情報ページは、

https: //itunes.apple.com/(国別コード)/app/(アプリ名)/(アプリ ID)

という形式で URL が割り当てられます。

国別コードは、日本なら “jp”、アメリカなら “us” というように固定で割り当てられています。アプリの名前などを英語などでも設定している場合は、それぞれの URL を叩いてみると表示される情報が切り替わっていることがわかります。

アプリ名は、日本語も単語ごとにローマ字表記になるので、かなり長くなることもあります。iTunes Connect に登録した情報が自動的に変換されます。

また、実際に URL が共有される際は、末尾に “?mt=8” といったパラメータがついた状態で見かけることが多いと思います。mt は iTunes 上での分類を表しており、音楽は 1、アプリは 8 という風に割り当てられています。

iOS アプリ公開前における URL の調べ方

iOS アプリのダウンロード用 URL は、iTunes Connect から調べることができます。公開前、「1.0 提出準備中」の段階でも確認できます。

img

登録後、App 情報の中に「App Store で表示」という項目ができるので、クリックするとダウンロードページが開きます。ここからダウンロード用の URL を取得できます。

アプリの ID はいつ取得できる?

iTunes Connect からアプリを新規登録するには、上記の項目を入力する必要があります。

Bundle ID は Xcode から設定するだけでは済まず、Developer Portal において App ID を登録 (Certificate も必要) しておく必要があります。

アプリ ID にアプリ名の命名規則がやや変則的なこともあり、iOS アプリの公開前に URL を取得できるのは「リリースが近づいた時期」になるといえます。

PC で開く場合の補足

iPhone では App Store が起動されますが、PC ブラウザで操作していると iTunes を呼び出すために下記のような画面になります。

img

「アプリケーションの起動」を押すと Chrome などのブラウザから iTune に切り替わり、App Store のページに移動します。

iPhoneアプリの審査期間を短縮!「緊急時」のみ可能な、AppStoreへの優先レビューの申請手順

昔に比べると iOS アプリを公開する際の審査は早く終わるようになりました。それでも Android に比べると待たされる感はありますし、リジェクトされることも少なくありません。

アプリ開発を・運用をしていると、どうしても「非常事態」は発生します。Web とは違って App Store を介しているため、修正版のリリースは自社内で簡単に終わらせるというわけにはいきません。

そんなとき、普段の申請とは違うやり方で、「アプリのレビューを優先して行なってもらう」ことができることをご存知でしょうか?

BackApp でも以前利用したことがありますが、知らない方もおられるかもしれないので優先審査依頼の手順や条件などをまとめました。

通常のレビューと緊急レビューの違い

2018 年 5 月現在では、Apple Developer サイトによると

審査に要する時間はアプリケーションによって異なる場合があります。平均すると、アプリケーションの50%は24時間以内に、90%以上は48時間以内に審査が完了しています。提出内容に不足がある場合は、審査に要する時間が長くなるか、アプリケーションが却下されることがあります。
https://developer.apple.com/jp/support/app-review/

とあります。

リリース予定日の 1〜2 週間前に動かなければならなかった頃に比べるとかなり短縮されており、このままいけば Android とあまり変わらない審査期間になるのかもしれません。

とはいえ、致命的なバグが発覚したときなどは、48 時間でもかなり長いと感じてしまいます。

そこで、Apple 社は iTunes Connect を介して 「致命的なバグの修正」と「開催日が近いイベントに関係するアプリのリリース」のみ、優先的な審査依頼を受け付けています。

緊急レビューに成功すると数時間後には App Store に反映されるので、iPhone アプリの開発・運用経験がある人ほど驚きが大きいと思います。

iOS アプリの緊急レビューを申請する手順

アプリのバグやリリースできない状況によって顧客の信頼を失ってしまいかねないとき、知っているのといないのでは大違いです。順を追ってやり方を説明していきます。

手順1. レビューに関するお問い合わせ画面を開く

iTunes Connect の画面から右上の「?マーク」をクリックして連絡先を選択します。

img

Contact Us というお問い合わせ画面が開いたら、”App Review” → “App Store Review” を順に選択します。

手順2. 優先レビューを依頼する

img

レビューチームへの問い合わせ画面が開いたら、 “Request an expedited app review” を選択します。

手順3. 連絡先と詳細を記入する

img

Contact Information には連絡先を入力します。日本からであれば Country Code は 81 で、最初の 0 を抜いて開発者の電話番号を入力してください (09012345678 → 9012345678)。

img

App Information には緊急レビューを申請したいアプリの情報を入力します。”Apple ID of App” は、iTunes Connect に書いてあります。
バグの緊急修正であれば Related Apps は基本的に空欄で構いません。

img

Description には緊急レビューを依頼する理由を入力します。
致命的なバグを修正する際は「Critical Bug Fix」を選択した上で、Explanation に日本語で詳しい原因を書きましょう。

公式から案内があるように、緊急バグ修正の際はアプリの現行バージョンで再現する手順が必須となります。

ちなみに、間近に迫っているイベント用のアプリの場合は、そのイベントの情報と日付、およびイベントとアプリケーションとの関係を明確にするようにと指示されています。

どちらにせよ、緊急レビューは審査期間がかなり短い分 Apple 社の負担も大きく、基本的には一度しか行えません。慌てて送信して「優先すべきアプリではない」という判断をされると元も子もないので、指示がある通り、「このレビューが優先されるべき (客観的) 理由」に関してはしっかりと書きましょう。

手順4. 優先審査期間の終了後、結果が出る

img

すべて入力して Send ボタンを押すと、App Store への申請完了です。当日中には Apple 社より連絡が来るかと思います。

リジェクトされてしまうとしばらくは申請できませんが、In Review になれば審査期間が 1 時間以下だったという例もあり、緊急時には助かります。

できればこのサービスを利用することなく余裕を持ったアプリ開発をしたいところですが、いざというときのためにも頭の片隅に置いておくと助けられるものです。

iOSアプリの「プロモーションコード」とは?使い方を解説

プロモコードとは、スマホアプリ開発を終えたリリース前の段階で、限られたユーザーに無料でアプリや課金コンテンツを提供するための機能です。

最終的な検品作業やレビュー依頼の際に使われるものですが、「どうやって使うんだっけ?」と忘れがちなことも多いため、開発者がコードを発行する方法から利用者がコードを入力する手順までをまとめました。

プロモコードの仕様と、主な用途・目的

仕様としては

  • iOS の各プラットフォームに対して、あるいはアプリ内課金に対してコードを発行できる
  • アプリ自体のプロモコードの場合、「配信準備完了」「予約注文配信準備完了」または「デベロッパによるリリース待ち」の状態のときに利用可能
  • App 内課金の場合はステータスが「承認済み」になっているときのみ表示される
  • 発行できるのは Admin, App Manager, Legal, または Marketer
  • 有効期限はコードの発行日から 4 週間 (※ iOS DeveloperProgram の更新時期にも注意しておきましょう)
  • 各コードは 1 回 (1 ユーザー) しか使えない
  • 発行できるコードは各バージョンとアプリ内課金コンテンツに対して最大 100 個で、1 つのアプリで提供できる最大数はこれらの合計 1,000 個まで
  • 利用可能数 (残数) は、半年間ごと(1 月 1 日と 7 月 1 日)にリセットされる
  • アプリがアップデートされても、プロモコード版を入れたユーザーは通常通り利用 (更新) 可能
  • 非営利目的でのみ使用可能(イベント参加特典として限定アイテムをダウンロードさせるなど、コード自体が商材になる使い方は現状不可能)

というものになり、主な使い方としては下記の通りです。

1. アプリのリリース直前に(公開を控えているバージョンの)動作確認を行う

基本的にはこういった使い方になるかと思います。社内でテストするのはもちろん、開発版を触っていない検品スタッフにテストしてもらう際などにコードを共有します。

テストできるのは「まもなく公開されるバージョン」なので、ここで大きなバグが出なければとりあえずは安心してリリース当日を迎えられるでしょう。

2. メディアの記者の方に触ってもらう

大規模なアプリ事業になると、事前にメディア関係者にプレスリリースを配信して記事化を打診しますが、まだストアで公開されていないアプリは社外の人間が触ってみることができません。そんなとき、興味を持ってくれた記者の方それぞれに固有のプロモコードを配布するというケースもあります。

3. 潜在顧客に配布する

メディア関係者への配布と近いですが、提携を視野に入れている相手や、ヘビーユーザーになってくれそうなインフルエンサーにあらかじめ触ってもらうという用途です。ローカルのイベントや MTG の席などで案内する形になると思われます。

iOS アプリのプロモーションコードの発行方法(アプリ開発者)

img

  1. iTune Connect の「App 情報」ページから、ツールバーの「機能」→ 左側の列の「プロモーションコード」をクリックします。

  2. 「App プロモーションコード (リリース前のアプリ自体)」、「App 内課金のプロモーションコード」のうち、利用したいものの下に、それぞれ生成したい数量を入力します。

  3. 右上隅の「コードを生成」をクリックします。

  4. ダイアログ内のコードをコピーします。または、テキストファイルをクリックして、コードを含む .txt ファイルをダウンロードします。

img

画像出典:https://help.apple.com/itunes-connect/developer/#/dev1e322b132?sub=dev2b8b1a292

※ App の「プロモーションコード」ページから「履歴」をクリックすると、生成された日付が表示されるので、その日付から 4 週間後が有効期限となります

iOSアプリや課金アイテムの試し方(テスター、レビュワー等への案内用)

  1. 開発者がプロモーションコードを発行し、メールなどで相手に共有します。 ※各コードは一度しか使用できません

  2. 対象となるデバイスで App Store アプリを起動し、「コードを使う」を選択します

  3. プロモーションコードを入力し、アプリをインストールします

「コードを使う」は App Store アプリ Today タブの一番下にあります。ストアのデザインは何度かリニューアルされていますが、基本的には iTunes カードを使う際と同じ場所にあります。

※ アプリ内課金のプロモコードの場合、アプリが無料であれば自動的にインストールが始まります。有料アプリの場合は、この処理の前にダウンロードしておく必要があります (費用面はテストやレビューを依頼する開発者にご確認ください)

Androidアプリを公開する際の申請のやり方 (GooglePlay への登録方法 / Console の使い方)

個人・法人を問わず、開発された Android アプリは Google Play を経由して世の中に配布されます。

そこで今回は、アプリ開発を終えてから困らないよう、アプリを世の中に公開するためのリリース作業を一からご説明します。

※こちらは Android アプリ用の記事ですので、iPhone/iPad (iOS) アプリを App Store に公開する手順は下記の記事をご覧ください。

参考:iOSアプリを公開する際の申請のやり方 (AppStore への登録方法 / iPhone の端末登録等)

Android アプリを GooglePlay でリリースする流れ

ストアに登録するには

  • デジタル署名したパッケージファイル(apkファイル)を準備する
  • GooglePlay の掲載情報を登録する
  • レーティング(対象年齢)を設定する
  • 価格・配布地域を設定する
  • APK ファイルを登録し、アプリを公開する(製品版あるいはテスト版)

というステップで進めていきます。

若干ややこしい点としては、リリース予定を登録して APK ファイルをアップロードしなければ入力できない項目もあるということです。 ストアの掲載情報、レーティング、価格・地域はそれぞれ記入中に保存してページを移動できるので、

  1. 記入できるところを埋める
  2. リリースを作成し、APK ファイルを登録
  3. 抜けているところを埋める
  4. 登録内容をすべて確認し、アプリを公開

という流れになるかと思います。

Androidアプリを公開するための申請費用は無料

Android アプリの公開はすべて Google Play を利用することになりますが、個人が趣味で開発したものも株式会社が事業として開発したものも無料で申請・ストア登録ができます。

ただし、公開にあたっては Google Play Developer アカウントが必要になります。この開発者登録には 25 ドル必要なので、費用という意味ではこれだけ考慮しておいてください。なお、iOS とは異なり一年ごとの契約更新・支払いが必要なく、一度登録した個人事業主や法人組織のアカウントはそのまま使い続けることができます。

Developer アカウントをまだ所持していない方はこちらの記事を参考に開設をお願いします。

Android アプリの公開に必須!GooglePlay Developer 申請・登録方法(個人・法人共通)

Android アプリの申請手順1. APK ファイルを準備する

まず、Android Studio でアプリのソースコードを開いてください。

メニューから Build > Generate Signed APK… をクリックすると、下記のような画面が出てきます。

初めて APK ファイルを作成する場合は、「Create new… (keystore)」を選択します。ここで作成したキーストアは、アプリのアップデートなどでパッケージファイルを再作成する場合に必要になるので失くさないようにしてください。

New Key Store を作成して OK をクリックすると、Key store path が入力された状態になるので、Password や Alias を入力して Next をクリックします。

そして作成先のディレクトリを指定して Finish をクリックすれば完了です。しばらく待つと、.apk という拡張子がついたファイルが作成されます。

Android アプリの申請手順2. GooglePlay ストアの掲載情報を登録する

登録するには、下記の準備が必要です。

  • 上記で作成した APK ファイル
  • スクリーンショット
  • 高解像度アイコン
  • ヘッダー画像

アプリストアに登録する画像やテキストは、ダウンロード率に大きく影響します。

SNS 運用や SEO の経験を持つスタッフがいる場合、考え方としては似ている部分も多いので、進めやすくなると思います。

準備ができたら、こちらのURLからGoogle Play Developer Consoleにアクセスします。

https://play.google.com/apps/publish/

メニューから「全てのアプリ」を選び、出てきたページ右上の「アプリの作成」をクリックすると、登録作業が始まります。

基本情報の登録

まずはテキスト情報を入力していきます。

【タイトル】

Google Play Store で表示されるアプリ名を入力します。30 文字まで入力できます。

【簡単な説明】

簡潔にアプリを紹介する文章です。アプリが Google Play Store でオススメアプリとして紹介されたときに表示されるアプリの紹介文になります。

こだわった機能や競合よりも優れていると自負している部分を書きたくなるところですが、まずは

  • 誰に使ってほしいのか
  • どんなことができるのか(どんな課題を解決できるのか / 使うことでどんなメリットがあるのか)

というポイントを簡潔にまとめましょう。

【詳しい説明】

アプリの説明文を入力します。最大 4,000 文字なので、文字数が足りなくて悩むことはありません。

ただし、Google Play Store で常に表示されるのは冒頭部分だけです。ですので、まずは「どんなことができる、誰向けのアプリなのか」を明確にした上で、優れている点を客観的に書いたり、開発に至った背景や開発者の想いを書いていきましょう。

また、説明文に関するルールが公式に発表されているため、ポリシーのページに一度目を通しておくことを推奨します。

主な禁止事項は

  • ユーザーの声やレビューの紹介(こんな喜びの声が届いています!など)
  • 他のアプリやプロダクトの名前を利用した比喩など(クックパッドのようなレシピ検索機能もあります!など)
  • 検索でヒットしやすいように大量のキーワードを並べる

とされています。

画像の登録

まずはスクリーンショットを登録します。

JPEG または 24 ビット PNG 形式で、1 辺 320 px 以上の画像を 2 つ以上設定する必要があります。通常の「電話 (スマートフォンのこと)」だけでなく、タブレットなど他の端末向けにもそれぞれのサイズの画像を設定できます。

また、スクリーンショットといっても、画面をキャプチャしたものをそのまま使う必要はありません。アプリの魅力を上げるため、魅力的な説明文を加えたり、装飾をしたりすることをおすすめします。スクリーンショットの 1 枚目でどのようなアプリかが理解できるようなら理想的といえます。

人気アプリが Google Play に登録しているスクリーンショットが一覧で見られるサイトなどもあるので、初めてアプリを登録申請する際はぜひ一度見ておきましょう。

参考:http://design.web-hon.com/app/

YouTube 動画 (必須ではない) を設定しておくと画像ではなく動画でアプリを紹介することもできますが、ユーザーが能動的に動画を再生・視聴完了してくれることは多いとはいえません。ターゲットやアプリの種類を考慮して活用しましょう。

次に、必要画像を登録します

  • アイコン(必須)
  • ヘッダー画像(必須)
  • プロモーション画像

【高解像度アイコン】

Google Play Store での検索結果やランキングなどで表示されるアイコンで、とても重要です。512 x 512 px の 32 ビット PNG 形式 (アルファ付き) の画像を登録します。

アプリ自体のアイコンと必ずしも同一である必要はないので、Google Play Store の中で目立つように少し手を加えたデザインで作ると良いとされています (ソーシャルゲームが期間限定のキャンペーンや他作品とのコラボレーションを行なっているときなどは見せ方の参考になります)。

iOS アプリと違ってローカライズすることができるので、文字を含めることも可能です。

【ヘッダー画像】

Google Play Store でオススメのアプリとして紹介されたときに表示される画像です。1,024 x 500 px の JPEG または 24 ビット PNG 形式 (アルファなし) で作ります。

昔は必須ではありませんでしたが、2018 年 4 月時点では必須になっています。

【プロモーション画像】

ほとんどの端末ではヘッダー画像で設定した画像が表示されますが、一部の解像度の低い端末ではプロモーション画像で設定した画像が表示されます。180 x 120 px の JPEG または 24 ビット PNG 形式 (アルファなし) で作ります。

必須ではありませんが、画像の作成がそこまで面倒でなければ設定するようにしましょう。

分類とタイプの登録

【アプリのタイプ】

アプリケーションの種類です。「アプリ」か「ゲーム」のいずれかを選択します。

【カテゴリ】

アプリのカテゴリです。公開するアプリに適したカテゴリを選びます。

レーティングは登録後に別途設定します。

連絡先の登録

【ウェブサイト】

ユーザーに対して Google Play Store で表示されるサポート用ページです。Twitter, Facebook やブログなどの URL でも構いません。

【メール】

サポート用のメールアドレスを設定します。

【電話番号】

サポート用の電話番号を設定します。この項目は必須ではないのでサポート用の電話番号が用意できないのであれば設定しなくても構いません。

プライバシーポリシーの登録

会員登録やアプリ内からのお問い合わせなど、ユーザーの個人情報を取り扱う場合は、どのように取り扱うかを明示するプライバシーポリシーのページが必要になります。

個人情報を収集・利用しないアプリの場合は「今回はプライバシーポリシーの URL を送信しない。」にチェックを入れます。

Android アプリの申請手順3. レーティングを設定する

掲載情報を登録したら、アプリの対象年齢層を設定します。

ゲームやアダルトコンテンツ以外は関係がないようにも見えますが、Google Play では「レーティング登録なし」のアプリは削除されることがあると書かれています。

ということで、ビジネスアプリの場合も「全年齢対象である」という情報を登録する必要があります。

アプリのカテゴリごとのアンケートを記入

まずはレーティング組織 IARC からの通知を受け取る為に使用するメールアドレスを入力します。

レーティングを設定するためには、アンケートに答える必要があります。質問はアプリのカテゴリによって異なるので、申請するアプリに合うものを選んでアンケートに答えていきます。

最後に「アンケートを保存」し、有効化された「レーティングを算定」ボタンをクリックします。

Android アプリの申請手順4. 価格と販売/配布地域を設定

【アプリの価格の設定】

無料か有料のいずれかを選択します。無料アプリとして公開した場合、あとから有料アプリには変更できないので注意してください。 有料アプリを無料にすることは可能です。

【国】

次に配布する国を決めます。国内のみでリリースしたいなどの特別な理由がない限りは「すべての国を選択」を選択しましょう。

【子供向けかどうか】

子供向けアプリの場合は、別途「ファミリー向けプログラム」に参加する必要があります。

【広告を含むかどうか】

アプリ内で広告を使用している場合は「はい、広告が表示されます」を選択します。

同意事項

【マーケティングの除外】

Google にアプリの紹介や宣伝を許可するかを設定します。「アプリのアイコンやスクリーンショットなどを勝手に使われたくない」といった場合はチェックを入れます。

【コンテンツガイドライン】

Google が規定しているコンテンツガイドラインに準拠したアプリになっていることを宣言するという意味で、ここにチェックをつける必要があります。

【米国輸出法】

アプリが米国輸出法 (Export Administration Regurations, 通称EAR) の対象となることへの同意を要求されています。詳細が気になる場合は法務部・顧問弁護士などに確認の上、チェックをつけてください。

いよいよアプリの公開です

左のメニュー「リリース管理」にある「アプリのリリース」を押すと、製品版・ベータ版・アルファ版でのリリースを選択できます。希望するバージョンの「管理」ボタンを押すと、公開作業に移ります。

新規登録の場合は ver 1.0 としてリリースノートには挨拶文のようなテキストを、バージョンアップの場合は

  • 新しくできるようになったこと
  • これまで起きていた不具合の中で解決したこと

などを書いていきます。

iOS アプリは審査が長いですが、Android アプリは数時間で処理が終わるのですぐに公開できます。