複数台のMacで実機テストを行なう方法(1台目が使えない・わからない場合の方法含む)

「アカウント 1 つで、複数台の Mac での開発および実機テスト環境を作れますか?」と、お客様からよく質問を受けます。

iOS アプリ開発の情報は Web にも少ないため、2 台目以降の開発機で環境を構築する方法はわかりづらくなっているようです。

そこで、今回はチーム開発での実機テスト環境を作る流れと、ハマりがちなポイントをご紹介します。

2 台目以降の開発機を登録する基本的な流れ

  1. メインの Mac から p12 ファイルを作成
  2. 2 台目以降の Mac のキーチェーンに p12 を登録
  3. 2 台目以降の Mac に Provisioning Profile を登録(1 台目と同じ)

iOS Developper Program のアカウントと各種証明書(Certificateなど)には有効期限があるため、切れている場合は更新・作り直しが必要になります。2018 年時点では iOS は自動更新が設定できないため、一度ご確認をおすすめします。

参考:【保存版】Apple DeveloperProgram 申請・登録方法と更新の流れ(法人の手順もあり)

ハマりがちなポイント

複数台で iOS アプリの開発を行なう場合のポイントは、1 台目の Mac(CSR ファイルを作成した開発機)の p12 を共有していくことです。

CSR ファイルには個人を特定するための情報が含まれており、Certificate を取り込んだ際に秘密鍵が生成されます。プロジェクトとの Certificate があってもこの秘密鍵がないと認証ができず、2 台目以降で実機テストができません。ここで詰まってしまう場合が多いようです。

その後、開発に使う iPhone に ProvisioningProfile を保存することで、iPhoneを実機テスト機として登録することができます。開発端末の登録などの流れは 1 台目の場合と同じですので、忘れてしまった場合は下記の記事を参考にしてください。

参考:iOSアプリを公開する際の申請のやり方 (AppStore への登録方法 / iPhone の端末登録等)

「1 台目の開発機が使えない or わからない」場合(故障、所在不明など)

1 台目の Mac がわからない場合は、お使いの Mac を 2 台目のサブ機ではなく、新しい開発機として登録することになります。

具体的に言うと、今お使いの開発機で CSR ファイルを新しく作成し、Certificates も新規で作り直すことになります。この流れで p12 を作成して他の Mac に共有することで、お使いの Mac を 1 台目として扱い、複数台での iOS アプリ開発ができるようになります。

Web で調べると一時的にしのぐ方法はあるようですが、チーム開発を継続する前提ですとこちらのやり方のほうが無難かと思います。

Certificates を作り直した場合は、Apple Developer 上でリリース用の Provisioning Profiles に紐付けし直し、ダウンロードしてお使いの開発機に取り込むことも忘れずに対応しましょう。

証明書まわりについて改めて整理したい場合、こちらの記事がとても参考になりますのでご一読ください。

参考:https://qiita.com/bl-lia/items/c6ec88020d526cdb454c

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