【アプリ化のメリットとは】WebサイトやSNS(LINE@など)との役割の違いをまず整理しましょう

限られた予算でアプリを開発・運用し、御社のビジネスを成功させるためには、何が最も大切なのでしょうか。

多くの iOS/Android アプリの企画・開発を手がけてきた BackApp では、『アプリで実現したいことを明確にする』ことが重要だと考えています。

当たり前のことではありますが、そもそもなぜ Web サイトをアプリ化するのか、SNS ではできないことなのかを考えず、「とりあえずアプリを開発しよう」と考えても、なかなか上手くいきません。

だからこそ、我々は開発だけでなくアプリの企画・設計の段階でご相談を承り、「アプリが何の役割を担うべきか」「Web や SNS とどう連携するか」「そもそもアプリを開発する必要があるか」など、専門家の目線で考えていきます。

メルマガよりも開封率が高い「プッシュ通知」が iPhone/Android アプリのメリット?

今の時代に企業公式アプリを開発・運用するのは、「目的」と「戦略」、そして「時期」を見極めることが重要です。運用の体制が整っていないときに多機能のネイティブアプリを検討したり、顧客数が多い割に購買につながっていない状況で Web に注力したりといった “ズレ” をなくすことが、iPhone/Android アプリ制作会社の役割だと思っています。

一般のユーザーを対象にした C 向けアプリの場合、かつてはメリットとして頻繁に「プッシュ通知(メルマガよりも明らかに開封率が高い)を送ることができる」という機能がよく挙げられていました。しかし今では LINE@ の普及や PWA (Progressive Web App) の台頭もあって、ネイティブアプリ以外でも近いことは実現できるようになっています。 iOS はバージョンアップごとに PWA に対応しており、2019 年からは LINE 公式アカウントがますます中小企業にとって使いやすくなるため、顧客とのコミュニケーション施策として選ばれる頻度は増えると考えられます。

また、「世界観を伝える」「顧客と良い関係を築く」というブランディング施策としては Instagram の影響力が高く評価されており、必ずしも企業公式アプリを開発・運用する必要がなくなってきているといえます。

Web は狭く深く、アプリは広く浅く

しかし、機能だけでいえば SNS でも同じことができるからこそ、最近では改めて「Web は広く浅く(認知度向上や新規獲得)、企業の専用アプリは狭く深く(再訪促進や単価向上)」「PWA や LINE は橋渡し役」といった意識と、事業フェーズごとの使い分けが大切になってきていると感じます。

iOS/Android アプリは開発後、まず多くのユーザーにインストールしてもらうこと、その後も定期的に起動してもらうことが必須であるため、貴社や製品・サービスに対する興味・関心がなければ真価を発揮しません。新規顧客の獲得効率は Web や SNS には劣りますが、広く浅く情報を収集するユーザーが多い中で定期的に起動してもらえる専用アプリをつくることができれば、それだけ既存顧客により大きく “行動” が期待できるということです。

参考記事

「Web サイトのデメリット」は、アプリと比較した際のブラウザの使いづらさに起因?

EC や店舗予約などの web サイトをアプリ化するメリットとしては、よく「目的を達成するまでに必要なタップ数や迷う可能性が減る=離脱率が下がる」という点があげられます。

Google の PWA 公式ページでも、Web サイトを PWA 化(ネイティブアプリ風の UI/UX)にしたことで、CVR が 80〜100% 向上したという事例が紹介されており、ジャンルによってはアプリ化にメリットがあるといえます。

つまり、ブラウザでのモバイルサイト閲覧が UI/UX 面でユーザーにストレスを与えているため、ネイティブアプリはもちろん、厳密には “Web アプリ” である PWA でも一定の改善効果が見込めるということです。

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参考:

Web ブラウザが抱える、再訪(リピート)したいユーザーを取りこぼすリスク

モバイルブラウザのデメリットは、再訪時にも存在します。

Web サイトの再訪時にはブックマークから遷移することになりますが、件数が増えるにつれて見つけづらくなってしまいます。これはホーム画面のアイコンからすぐに起動できるアプリに比べると面倒に感じるユーザーもいるでしょう。

そして、アプリ最大の再訪促進施策は、iOS/Android ならではのプッシュ通知の配信です。Web ブラウザでもプッシュ通知(Web Push)を送ることはできますが、ブラウザを起動しているときのみのため、即時性の高い情報・すぐにリーチさせたい期間限定の情報には向いていません。

Web サイトとアプリの中間といえる PWA でも、現在は Android のみとはいえ「ホーム画面に追加」ボタンとアプリ的なプッシュ通知が実装できます。iOS 待ちという事情、出し方に工夫な必要なことなどもあり、確かにまだ国内での導入事例は少ない状況ではあります。しかし、「Web かアプリか」という議論においては、再訪促進・エンゲージメントの面では明らかにアプリに分があると言えます。

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SNS もアプリと考えたとき、再訪客への訴求が強いのは?

リピーターやファン獲得のためにはアプリが有効とはいっても、Web 開発に比べると iOS/Android アプリは開発費用や運用費用などコストがかさみ、ハイリスク・ハイリターンではあります。

そこで、事業がまだ成長途上である際には、“つなぎ” として再訪促進やエンゲージメントを SNS で代替することも定石です。好きなタイミングでターゲットを絞ってプッシュ通知を配信できる LINE、ブランディング施策として成功すれば根強いファンを獲得できる Instagram は、ネイティブアプリ開発に投資できない状態でも始められ、運用の経験を積むこともできるというメリットがあります。

Web PWA LINE TW FB Insta アプリ
新規集客 × ×
リピート集客 × ×

※ TW = Twitter, FB = Facebook

「専用アプリか、安価なテンプレートか」「内製か、外注か」「いったん PWA や LINE を挟むか」

専門知識がなくても Web サイトを簡単につくることができるサービス、AI が自動でロゴをデザインしてくれるサービスが普及するなど、近年では “自動化” や “簡略化” がトレンドになっています。

アプリでも、簡単にアプリをつくることができるというパッケージサービスは年々増加しています。たとえば新規獲得を捨てて「購買単価の向上」「再訪率の向上」など一つの役割に絞って開発・運用するのであれば、あまり費用はかけたくないのが正直なところだと思います。

また、iOS/Androidアプリ開発のおいてはエンジニアの採用・定着が難しいこともインハウス化のデメリットになっています。少なくとも「コスト削減のために内製したい」というのは危険だといえます(一時的に低コストで開発組織を運営できても長続きしないと思われます)。

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安価に始めるのであれば、今ですと LINE 公式アカウントかテンプレートアプリのほうがメリットを享受しやすいです(※ PWA は LINE と似た「つなぎ」の立ち位置ですが、iOS の今後の対応次第となります)。

パッケージサービスは、「飲食店」「サロン」「不動産」「採用」などのジャンルに応じて、あらかじめ用意されている機能から必要なものだけを選ぶことで、初期費用を抑えて企業や店舗、製品の公式アプリをつくるというものです。「それぞれの業者が提供するサービスの中で、自社と相性がいいところがあるか」という目線でよく比較・検討することが重要です。

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BackApp でも初期費用を抑えてアプリを提供するプランからフルスクラッチで開発するプランまでご用意しております。お客様のご相談に乗らせて頂いた際には、アプリ化のメリットや目的に関して「テンプレート+α のアプリでも十分にできること」「オーダーメイドのアプリだからこそできること」をハッキリさせた上で最適なご提案をさせていただきます。

「うちの場合、どっちがいいんだろう…」「他社のパッケージだとこういう機能がなかったんだけど…」とお悩みの際は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。

参考記事

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エンジニア出身の代表はじめ、アプリの開発・運用に携わってきたスタッフたちが、「アプリ開発およびその後の運用で失敗しないためのノウハウ」を発信しています。

記事一例

  • EC サイトをアプリ化するメリット
  • ハイブリッドアプリかネイティブアプリか、それぞれの利点
  • プッシュ通知の活用法

など、iPhone/Android アプリ開発を考える上で最初に押さえておきたいポイントがたくさん。ぜひ、一度目を通してみてください。

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