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何を重視すればいい?失敗しない「iPhone/Androidアプリ制作会社の探し方・選び方」について考える

ホームページをつくる際も同じですが、アプリを外注する際も「どうやって制作会社を探せばいいのか」というお悩みはよく聞かれます。

当然ながら「絶対に失敗しない探し方・選び方」は存在しませんが、アプリ制作会社の BackApp としては「注意したほうがいい点」や「考え方」ならばいくつか提示できます。

そこで、今回は iOS/Android アプリの開発を社外に委託しようとお考えの企業様 (ご担当者様) 向けに、外注時のポイントをまとめました。

Web制作・アプリ開発の外注先の主な探し方とは

サイトやシステム、アプリなどのジャンルを問わず、探し方としてはたくさんあり、

  • 知人・取引先の紹介
  • アプリ (Web サイト) 開発について調べていたときに見つけた会社に相談
  • メディアで取り上げられている会社を見て問い合わせ
  • 一括見積もりサイトを利用
  • クラウドソーシングサイトにてコンペ形式で募集をかける
  • 制作会社の名鑑・ポータルサイト類から探す
  • 「相談会」のようなイベントで知り合った企業に後日改めて相談
  • 条件を指定し、紹介・マッチングサービスを利用する

などのパターンが挙げられます。

では、このような手法でいくつかの制作会社とやりとりを行ない、企画の相談をして見積もりを取ってもらった場合、最終的な決め手はどこになるのでしょうか。

iOS/Android アプリの制作会社を選んだ際によく聞かれる理由

1. 予算

アプリ事業を始めようとしている企業様からは、費用に関する要望やご相談を受けることが多いです。「アプリ事業に関しては効果が出るかわからないから、慎重になっている」「アプリは Web サイトに比べて保守・運用コストがかかると聞いている」「まずは試しに初めてみたいので、少しでも初期費用を抑えたい」といった事情がよく聞かれます。

予算が最優先とまではいかなくても、「いい提案をもらったけど、予算の面で折り合いがつかなかった」とお見送りになるケースもあります。そう考えると、アプリ制作会社の選び方において予算・提示額の影響は無視できません。

2. 担当者の知識と態度

知人や取引先に紹介してもらった場合や、いくつかの制作会社に直接問い合わせをした場合 (一括見積もりサイトなどではない) によくある選び方です。

「見積もりや、質問に対する回答が早かった」「知識が豊富で、わからないことを教えてくれた」というように “信頼できる担当者” に出逢えたとき、「この会社なら安心だろう」という理由で決められる企業様も多いです。

3. 開発実績

成功している競合他社や業界最大手企業などが開発を委託した制作会社は、「自分たちも成功させてくれそうだ」「うちの業態のアプリで必要な UI・デザインを理解していそうだ」という感覚で選ばれることがあります。

制作会社も「◯◯業界に強い」「◯◯業界の実績が豊富」と宣伝している場合がありますので、担当者レベルではなく会社として信頼して選ぶという選択肢もあります。

こんなトラブルも…。制作会社の選び方別・「思わぬ落とし穴」

上記のような理由でアプリ制作会社を選ぶことは、決して間違っているわけではありません。ですが、より成功する確率を高めるためには、それぞれの探し方のパターンにおける「よくある失敗例」について念頭に置いておくことが大切です。

1. 費用が安かった → 安いだけだった

制作会社が開発費用を安く抑えるということは、かける労力も抑えるということです。

もちろん、効率的にプロジェクトを進め、数をこなしながら品質を保っている企業もあります。ただ、テンプレートをそのまま使うことしかできなかったり、プッシュ通知の配信が限定的 (全ユーザーに一括送信のみなど) だったり、ユーザーの行動情報が取得しきれなかったりすることもあります。

過去にシステム・アプリ開発を外注した企業を分析した調査データ(アイティメディア株式会社調べ)では、「納品されたアプリの品質が低い」という不満の圧倒的な多さが明らかになりました。

参考:データで分かる「失敗しない開発会社の選び方」――開発会社への不満第1位は……?

もちろん、納品物の完成度は開発が始まる前のコミュニケーションなどにも影響されますので、「予算が安い制作会社は危ない」ということではありません。ですが、予算と品質のバランスを意識することは大切といえます。

2. 担当者が好感触だった → 結局、開発現場から反対意見が出た

レスポンスの早さや提案力など、アプリ制作会社にお問い合わせをしたときの窓口担当者は人それぞれです。

たとえば、技術的な知識がまったくない営業マンだと、「こういうことはできますか?」「こういうことをした場合、見積もりはどれくらい変わりますか?」といった質問に対する返答を間違えてしまうこともあります。

結果として、制作会社の開発チーム内で「こだわりは理解できるけど、この仕様は (予算内では) 実現できない」となり、費用も納期も変わってしまうというような事態にもなりえます。

参考:「そのこだわり、本当に必要ですか?」制作会社が考える、スマホアプリのデザインの作り方

3. 実績が豊富だった → 一部のみの担当だった、メンバーが退職済だった

制作会社の実績ページやパンフレットからは、その会社が「何をどこまでやったか」はわからない場合もあります。大手企業の大規模なプロジェクトなどの華々しい実績が気になった際は、担当箇所も確認しておくと良いかもしれません。

さらに、開発の大部分を担当していた場合でも、そのプロジェクトのメンバーが自社の案件も再び担当してくれるとは限りません。すでに他社の案件に割り当てられていたり、退職していたりする場合もあります。

コンペ(入札形式)やアイミツ形式での外注先選び、そのメリットとデメリット

クラウドソーシングサービスや一括見積もりサイトの普及により、複数の制作会社に同時に問い合わせすることも簡単になっています。アプリ事業の経験がない場合は、複数社からの具体的な提案を受けることができるのはメリットとなります。

ただ、アプリ開発の外注に関しては「簡単に要望を聞いた程度では、100% 正確な見積もりは出せない」という問題があります。

かなり細かくドキュメントを用意したならともかく、ざっくりとしたイメージで見積もりを取った場合、制作会社それぞれが違う完成形を描いています。そうなると、単に想定する労力の違いが見積もり金額の差になってしまいます。

参考:iPhone・Androidアプリの見積もり金額はどう決まる?外注・委託時の開発費の相場と値段の内訳とは

また、アイミツ形式の選び方では、どうしても “費用” に目がいきがち (試作品をつくってもらえるわけではないので、他に比較できるものがない) という部分もデメリットといえます。

では結局、失敗しづらいアプリ制作会社の探し方とは?

アプリ開発においては、

  • 「絶対に失敗しない選び方」は存在しない (探し方ごとの失敗事例がある)
  • 予算は「ボーダーライン」を決めるならいいが、固執するとリスクもある
  • (営業) 担当者と話がまとまる=開発がその通りに進む、とは限らない
  • 開発会社の「実績」は字面通りに受け取れるものではない

ということをまず念頭に入れておくことをおすすめします。

アプリに限らず、外注先の制作会社を選ぶということは就職・転職活動と似ている部分もあると思います。「給料が高いから (→昇給・賞与が低かった)」「リクルーターや面接担当者が優しかったから (→現場はまったく違う雰囲気だった、決め手となった社員が退職していた)」といった理由で就職先を選ぶことが必ずしも成功につながるわけではありません。

当然、我々制作会社からしても「うちに任せていただければ絶対に安心です」と言えるわけではありませんので、ぜひ複数の会社から具体的な話を聞いてみてほしいと考えています。特に外部委託の経験が浅いうちは、じっくり考えることで信頼できる外注先の条件が見えてくるのではないかと思います。

BackApp でも見積もりや企画の相談を承っております。テンプレート的に量産しているわけではないので、最初から「とにかく費用を安く抑えたい」というご相談には応じかねます。「アプリを通してお客様のビジネスを成功させる」ことを目標としているため、アプリ事業をやる目的から整理して仕様を決めていきたいという場合はぜひお気軽にご相談ください。

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スマホサイトの売上を改善!ECサイトのアプリ化は「3つの課題」に良い効果を与えられる

ECサイトを運営する企業様からよくご相談をいただくのは、スマートフォンでアクセスするユーザーへの対応です。

Web サイトを閲覧するデバイスの割合でいえば、PC の比率は年々下がっています。各企業が “スマホファースト” の方針で Web 改修や SNS 運営を行っている時代ですが、アプリ化となるとなかなか踏み切れないのが現実。

とはいえ、スマートフォンサイトのデータを見てみると、ユーザー数は多いもののなかなか購入数・金額が伸びないという明確な課題を抱えているサイトがよくあります。「そもそもスマホ経由で購入されるものなのか?」「最終的にはパソコンで見るのでは?」「アプリをつくったところで、劇的に改善するものか?」など、社内で議論されたこともあるのではないでしょうか。

そこで、今回は売上が伸びないスマホサイトが抱えがちな問題点と、アプリ化した際に解決できることを3つの視点でご説明します。

課題1. 期間限定セール、新入荷などの情報が旬のうちに届きづらい

自分がプライベートでスマホを使っていて、メールが届いたときにすぐ開封することはどれほどありますか?

今や、友達からの連絡はチャット・メッセージアプリなので、メーラーに届くものは “広告” がほとんどです。文章中心ということもあり、限定セールなどの情報だとしてもすぐに開封せずに「あとでまとめて読む」「気がついたら読まずに流れてしまった」という風になることも珍しくありません。

EC サイトをアプリ化するメリットの中で最も基本的なのは、プッシュ通知の効果です。

EC アプリのプッシュ通知は一般的にメルマガの 2〜3 倍の開封率になり、開封されるタイミングも早いため、即時性の高いニュースを多くの顧客に届けることができます。 1 日限定、数時間限定のセールができるのはアプリならではのメリットです。

EC アプリの効果:プッシュ通知が顧客から「期待されている」

普段スマホを使っているとたくさんのプッシュ通知を受け取るので、「うちのアプリはよく知らない企業の広告だし、通知をオフにされるのではないか…」と不安になられる方もおられます。

ですが、EC アプリのプッシュ通知の設定に関する調査では

  • すべての EC アプリでプッシュ通知をオンにしているユーザーが約 40%
  • アプリによって使い分けているユーザーが約 50%
  • 「プッシュ通知をタップしてアプリを起動することは多い」というユーザーが約 70%
  • 配信直後の開封率ではメルマガより約 15%、配信した日のうちの開封率で見ても約 10% 高い

というデータが残っており、効果には期待できるといえます。

参考:http://www.i-cept.jp/news_release/detail/?id=84s

もちろん、同じ内容を何度も送ったり、ユーザーにとって関連が薄い情報を送ったりすると、EC アプリであってもプッシュ通知をオフにされるリスクはあります。「プッシュ通知の配信でやりがちな失敗」に関しては、下記の記事も参考にしてください。

「プッシュ通知ってメルマガより開封率が高くなるの?」メールとの違いを出すには気配りが大切

課題2. いろんなページを見てもらえてはいるのに購入されない

メディアやカタログサイトのように情報を伝えるサイトであれば、多くの顧客にサイトの隅々まで見てもらえること自体に大きな価値があります。ですが、“購入” や “予約” などを目的としているサイトでは、アクセス数やユーザー数は重要な指標ではありません。

EC サイトでは、気になった商品をタップしてそのまま購入手続きに進むことは多くありません。「カートに入れる」「お気に入りに登録する」「比較する」「商品の詳細を調べる」「やっぱりやめる」という風に、購入手続きの前にさまざまな行動が発生します。

ブラウザでアクセスする EC サイト(スマホサイト)の課題は、購入に至るまでの “タップ数の多さ” です。目的を果たすまでに何度もタップしてページを移動しなければならないサイトは、途中で離脱するユーザーが多くなりがちです。

ECアプリの効果:少ないタップ数でスムーズに利用できる

Web サイトをアプリ化するメリットの1つには、「既存顧客がより快適に利用できるようになる」という点があります。

たとえば、Web メディアであればレシピやコーディネート例など後で読み返したい記事を保存しておく機能が便利になり、店舗予約アプリでは Web や電話に比べて簡単に予約を済ませられるようになります。

EC アプリでも、探しやすい商品検索機能、「あとで見る」機能などからスムーズな買い物体験を提供することで、途中での離脱を防ぐ効果が期待できます。離脱率が下がれば当然 “購入” ...

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同業他社のアプリってどれくらいDLされてるの?まずは App Store と Google Play の両ストアから競合調査をしておこう

普段、自分のスマホでアプリをインストールするとき、「アプリストア」をどれくらい詳しく見ていますか?

Web サービスやメディアと同様、アプリ事業を始める前にも競合アプリの調査は重要です。

スマホアプリは、誰もが App Store (iPhone/iPad ユーザー) か Google Play (Android ユーザー) を経由してダウンロードするように一元化されていることが企業にとってメリットとなっています。Web では SimilarWeb などのサービスを使わなければ競合のデータはほとんどわかりませんが、アプリはストアにある程度の情報が公開されています。

そこで今回は、アプリストアからわかる情報・わからない情報を整理し、企画段階で行うべき簡単な競合調査のやり方をご紹介します。

競合アプリのページで最初に見るのは、Google Play のダウンロード数

Android アプリのストアである Google Play では、アプリの詳細ページ(インストール画面)に、おおよそのダウンロード数が表示されています。

もしそのアプリが iPhone/iPad と Android 両方からリリースされている場合、比率にもよりますがおおまかにいえば現在までの総ダウンロード数の 3〜7 割を占めているといえます。

ここで、注意点が二つあります。一つは、この数字は “現在のユーザー数” ではないということです。このアプリが公開されてから今日までにダウンロードされた回数を現しているので、当然ながら古いアプリほど既にアンインストールしているユーザーも多くなります。

もう一つは、いかにしてダウンロードされたかまではわからないということです。 表示されているダウンロード数が多いと「この競合は儲かってるって言ってたし、やっぱり多くの人が使ってるんだなぁ」と不安になるかもしれません。しかし、口コミで自然と評判が広まっていって “自分から興味を持ってダウンロードした” 人が多いのか、巨額の予算をかけて大量に出稿された広告を見て “とりあえず目についたからダウンロードしてみた” 人が多いのかはわかりません。 もし後者が多いのであれば、現在はダウンロード数ほどのユーザーが残っていない可能性もあります。

ただ、確かなことは、ダウンロード数がとても多いアプリは競合として “要注意” だということです。現時点でどれほどの予算をかけているかはわかりませんが、アプリ事業としてかなりまとまった予算をつけている or つけていたということなので、戦略さえハマれば手強い競合になってきます。

ランキングから業界の序列を推測し、その中からデータを公開している企業を探す

アプリストアのランキングは、期間内のダウンロード数からなるランキング(有料/無料 と表示されている)と、アプリ内の課金額からなるランキング(売上ランキング ...

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アプリをつくっても全然ダウンロードされない!PR・宣伝する方法を事前に知っておこう

「せっかくアプリを開発したのに、全然ユーザーがダウンロードしてくれない」「インストール促進の施策にまでこんなにお金や労力がかかるなんて…」という失敗談は、よく聞かれるものです。

そこで今回は、「つくったはいいけど…」という失敗を防ぐため、開発・公開後の PR 施策はどんなやり方があるのかを簡単にご説明いたします。

ASO は大事だが、アプリストア内で能動的に探すユーザーは少ない

みなさんのスマートフォンにはたくさんのアプリが入っていると思いますが、その中で「最近まったく起動していないアプリ」はありませんか?

アメリカの調査では、面白いデータが明らかになっています。

  • Google Play Store内のアプリの60%は一回もダウンロードされていない
  • 1ユーザーの一ヶ月の平均のアプリダウンロード数は3つ以下
  • 半分以上のアメリカのスマホユーザーは過去一ヶ月一回もアプリをダウンロードしていない
  • アプリ経由の売上の94%が1%のアプリ出稿者によって作られている
  • スマホユーザーの使用時間の80%は5つのアプリの中で終わってしまう

出典:https://medium.com/javascript-scene/why-native-apps-really-are-doomed-native-apps-are-doomed-pt-2-e035b43170e9

SNS など、日常的に閲覧・投稿するアプリは隙間時間に起動されますが、企業の公式アプリはどうしてもなかなか意識がいきません。

アプリストアに置いておけば誰の目にも触れるチャンスがあり、ASO(アプリストアで検索したときに上位候補として表示されるようにすること)のノウハウも重要ではあります。

ただ、日常的にアプリストアの中で「新しいアプリないかな」と探している能動的なユーザーはかなり少ないということは意識しなければなりません。

だからこそ、アプリの認知数・ダウンロード数を増やすための継続的な PR 戦略が重要になるのです。

費用をかけてアプリのインストール広告を出すというやり方

まずはある程度の費用をかけて宣伝を行なうパターンをご紹介します。この記事ではあくまで「どんな手法があるのか」を説明していますので、それぞれの手法の詳しいノウハウはこちらの記事を参考にしてください。

開発後にかかる宣伝費用の目安は?アプリのインストール広告を比較

SNS 広告(投稿型広告・カード型広告・動画広告)

SNS のタイムライン上に、バナー画像やサンプル動画などとともにアプリストアへのリンクを流す方法です。

当然、主流となる Facebook、Twitter、Instagram、YouTube あたりはそれぞれユーザー属性に特徴があります。SNS の特性を知り、文脈に沿った配信を行なうことで費用を抑えることができるので、日常的に使って理解を深めていくことが重要です。

また、最近では SNS マーケティングの一貫として、インフルエンサーマーケティング(その SNS 上である程度の影響力を持つ一般人に自社の製品を宣伝してもらう手法)も流行っています。アプリでも、ジャンルによっては活用できることがあるかもしれません。

Web プラットフォームへの広告出稿(インフィード広告・バナー広告・動画広告)

Yahoo!Japan や Google といった大手ポータルサイトへの広告出稿は、いつの時代も主流です。

Yahoo!Japan はサービス利用層が幅広いため、膨大なユーザー情報から自動的に最適なターゲットへ配信をしてくれるのがメリット。Google はその技術力と創造力から、サイトの中に溶け込ませるユニークな配信・表現方法などによる高い視聴効果が期待できます。

Web メディアへの広告出稿(バナー広告・記事広告)

Web メディアの中にバナー広告や記事広告を出すという手段です。

大手ポータルサイトほど多くの人の目に触れるわけではありませんが、かわいくなりたい 10 代女性向けサイト、面白そうな新しいアプリをレビューしているサイトなど、特定の属性のユーザーが集まっている場に集中的に自社製品の情報を流すことができます。

アプリの場合は、単純にバナーからアプリストアに飛んでもらってもインストールしてもらうまでに壁があるため、記事コンテンツで利用メリットをしっかり伝えた上でストアに誘導する記事広告のほうが相性がいいといえます。また、記事型の場合は SNS 広告と違ってコンテンツが Web 上にずっと残るというメリットがあります。

マス広告

広告費の桁が変わってきますが、事業規模が拡大したときにはマス広告も重要になります。

サラリーマン向けであれば新聞広告、主婦や学生向けであればテレビ CM などを使うことで、より多くのユーザーを獲得できます。ただし、Web 広告とはまた違った独自のノウハウが必要なため、テレビ CM を打った際には大きな効果が出る場合も効果が出ない場合もあります。

イベント出展

B向けであれば最新技術・トレンドの見本市のようなイベント、C向けであれば顧客が集まるようなイベントに協賛し、ブースを出展して来場者に直接アプローチするというやり方もあります。

ただし、アプリの場合は会場で初めて知ったという人にその場でインストールしてもらうというのはかなりハードルが高いです。ですので、出展料に見合う PR 効果を出すには事前準備がとても大切になります。

無料で効果的にアプリを宣伝する方法はあるのか?

広告やイベント出展ではある程度まとまった予算が必要になるため、時期によっては動けない場合もあります。そこで、広告費用をかけずにアプリのインストールを促す手段を考えてみましょう。

レビューサイトやメディア、ブログにアプローチする

Web サイトのアプリ化というよりは、独自のコンテンツでネイティブアプリをつくった際の宣伝方法です。

自社のアプリに興味を持ってくれそうな Web サイトの運営会社・個人にコンタクトを取り、レビュー記事を書いてもらえないか打診するという手法です。掲載された際の広告効果はサイトの影響力によって大きく差が出ますが、公開したばかりでまったく Web 上に情報がないというフェーズでは積極的に依頼することをおすすめします。

注意点としては、宣伝を依頼する側にとっては “無料での PR 施策” ではあるものの、記事を書くとなれば相手にとっては人件費がかかるということ。「面白い記事を書いてもらうことで、相手のサイトに魅力的なコンテンツを提供する」という Win-Win な関係性を築けるように心がけましょう。

店頭での誘導

できる企業は限られますが、販売系事業の実店舗では、「クーポンがもらえる」「値引き」など具体的なメリットを提示などの手法がメジャーです。

また、対面での案内ができる際は、プッシュ通知についての説明を済ませておくことをおすすめします。

最近は、アプリを初めて起動したときに「このアプリはプッシュ通知を配信しますがよろしいですか?」という案内を出すのが一般的になっています。ですが、より顧客にプッシュ通知を配信するために「たとえばこんな情報を配信するので、ぜひチェックしてみてくださいね」と案内すると、その後の開封率にもプラスの効果があります。

Web サイトからの誘導

もっとも安定してアプリの存在を認知してもらえるのは、自社の Web サイトからの誘導です。

特に Web サイトをアプリ化したハイブリッドアプリであれば「アプリをインストールすればもっと使いやすくなります」というメリットを打ち出しやすいです。

自社サイトに毎月まとまったアクセス数があれば、バナーを設置するとその中の 0.1〜1% ほどのユーザーがアプリストアに飛んでくれます。特に「スマートアップバナー」と呼ばれる画面上部に固定されるバナー広告などは効果が出やすいです。

自社や社員の発信力をつける

地道な方法ではありますし、アプリとなると成果が出づらい領域ではあるのですが、今の時代であればどんな企業であっても SNS やブログでの発信力が重要になっています。

企業公式のブログや SNS アカウント、あるいは名物社員のアカウントでも構いませんので、「自分たちは何者か」「顧客にどんな価値を提供したいのか」「どんな世界をつくっていきたいのか」が伝わるような発信を地道に続けていくことで、人の目に触れる機会は少しずつ増えていきます。

iPhone/Android アプリを一人でも多くの人にインストールしてもらうための宣伝方法まとめ

  • App Store や ...
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「それ、事業として成立しますか?」アプリ事業の計画で重要な“ビジネスモデル”と“売上・利益の出し方”

「アプリは一攫千金」「同業で、儲かっているらしい会社がある」「経営陣からせっつかれている」——そんな雰囲気のままでアプリを開発しても、投資分すら回収できずに終わってしまう事例が多々あります。

アプリが失敗する原因は大きく分けてもいくつか種類がありますが、「そもそも事業計画書の時点で事業として成立していない」という場合もあるように感じています。

私は Web 業界で新規事業をいくつか経験してきましたが、アプリ事業はやっぱり難しいと実感することが多かったです。

そこで、今回は Web サイトのアプリ化というよりは事業としてのネイティブアプリを想定し、「そもそも今検討しているアプリ事業は、ビジネスとして実現可能なのか」という視点で最初に整理すべきポイントをご紹介します。

新規事業を何度も経験されている方であれば当たり前の内容ですし、「いやいや、こういう知識よりも本質的に大事なのは〜」という話で盛り上がることもできると思いますが、まず最初は基本から整理しておきましょう。

事業計画書を書き始める前に、ビジネスとしてまず考えるべきポイント

「まったく新しい価値やライフスタイルを提案すること」や「世の中を帰ること」を目的とした社会実験のようなアプリを開発するスタートアップ企業の場合は、まずアプリを公開して反応を見ることが大切です。

ですが、ほとんどの企業・担当者様が考えているアプリは「優良顧客を増やすこと」「売上を伸ばすこと」が目的となるため、アプリを開発、運営していくにあたってもビジネス性が重要になります。

アプリに限らず、新規事業を生み出す際にまず考えるべきこと、調査すべきことは

  • そのアプリを開発したとして、使いたがる顧客がいるのか
  • 使いたがる顧客がいたとして、十分な数なのか
  • 十分な顧客がいたとして、売上につながるのか
  • 十分な売上が出るとして、運用・維持費を上回るのか
  • 初期投資分を回収するまでのキャッシュ・フローは十分にあるか
  • 何を競争力として差別化し、この計画を実現させるのか

という点です。

「実際に使ってくれる顧客がいるのか」という点に関しては、事前調査で参考となるデータを取ることもできますが、明確にしきれない部分も多いです。

これは余談にはなりますが、アンケート調査というのはとてもマーケ泣かせで、対面でヒアリングしたときやプロトタイプを使ってもらったときなどは特に “相手に余計なことを考えさせている” 状態になってしまいます。その時点で、フラットな状態で初めて触れたユーザーの声ではなくなるとともに、実際には好感を抱いていなくても「面白いですね! リリースされたら使ってみたいと思います!」というようなリップサービスも増えていきます。

そして、アプリ事業に限らず自分が普段使っている有名な Web サービスをいくつか考えたとき、リリース前や直後の段階で「このサービスは絶対イケる」と言われていたものはほとんどないのではないでしょうか(むしろ「わざわざこのサービスを使う意味がない」などとバッサリ切り捨てられているほうが多いのでは)。

ということで、需要があるかどうかは α 版や β 版公開後のリアルなデータから見るとして、まずは次のように考えていきましょう。

「どれくらいの市場なのか?」

まず重要なのは、どれだけの人や金額が動いている市場に向けて公開するアプリなのかということです。会社・事業として目指したい売上規模があると思いますが、目標がそもそも達成できる数字なのかは市場規模に大きく影響されます。

アプリの場合ですと、App Store と Google Play を見れば競合となるすべてのアプリの「おおまかなダウンロード数」「ユーザーからの評価」を見ることができます。さらに売上ランキングを見れば、あるジャンルのアプリの中での序列もわかります。

参考:同業他社のアプリってどうなの?まずは App Store と Google Play から競合調査をしておこう

そして既にある程度の結果を出している上場企業や成長企業であれば数字を公開していることが多いので、事業計画を考える際には必ずチェックしておきましょう。

どちらも必ず正確な数値とはいえませんが、競合のシェア、DL 数、レビューから売上を推定することで、事業計画書を書く際にある程度は具体的な目標を立てられるようになります。

ポーターの基本戦略

そもそも、狙う市場を設定する際には

  • 競合と戦う道(市場規模は大きいが、ある程度のシェアを奪えなければ事業が成立しない)
  • 競合と戦わない道(市場規模が小さく、ユーザー数や売上額の限界値が低くなる)

という二つの選択肢があります。

市場規模が大きくなれば当然一攫千金のメリットはありますが、たとえば上位にいる大手三社がそれぞれ 3 割ほどのシェアを握っている場合、短期〜中期的に手にできる売上には限界があります。そしてレッドオーシャンの中でどう成長させていくか・シェアを握ったときにどう守るかという戦略がとても重要になり、少なくない投資も求められます。

一方、ある市場の中でもどこかに特化するなど、ブルーオーシャンを見つける、あるいは創り出すという道もあります。競合が少なければ当然、多くない投資で過半数のシェアを取ることも難しくありません。ただ、あまりにもニッチすぎる場合、50〜100% を占めたときでさえ売上規模はそこまで大きくならないかもしれません。

さらに、もう一つ大きな選択があります。

  • コストの低さが売り(低コストを維持しながら顧客数を増やす努力が必要)
  • 独自の体験が売り(高いと思われても買いたくなる価値を提供する努力が必要)

と、顧客に提供する価値をどちらに寄せるかです。

アパレル業界、飲食業界の “ファスト” ブランドでは熾烈な価格競争が続いている一方、ラグジュアリー路線やオーガニック路線で値下げをせずに戦うブランドもあります。

アプリに関しても、競合がまったく存在しない勝負などほとんどありません。アプリのゴールを突き詰め、「どこを狙っているのか」「どうやって狙うのか」という二軸で自社の立ち位置を明確化することが大切です。

ビジネスモデル別・アプリ事業において売上と利益を出す仕組み

アプリから生み出される売上としては

  1. 広告
  2. アプリ内課金
  3. 自社製品・サービスの直販
  4. プラットフォームとしての利用・仲介手数料
  5. データ販売・マーケティング調査費

に分かれます。

アプリ内課金といっても幅広く、月額課金などで有料ユーザー登録を促す定額課金モデルと、ゲームのような従量課金モデルがあります。

アプリ内の取引・ユーザーのデータの統計を取り、マーケティングデータとして販売する 5 番のみ特殊な形となりますが、基本的なアプリの売上は

  • 売上 = アクティブユーザー(AU)数 × 平均単価

という計算式になります。アクティブユーザーとは、「アプリをインストールした上で、継続的に起動してくれる」状態にある顧客、すなわちファンになってくれた優良顧客ということです。

そして、さらに分解していくと、

  • 広告モデルの売上 = AU 数 × 訪問頻度 × ページビュー数(≒ 滞在時間)
  • アプリ内課金モデルの売上 = AU 数 × 課金ユーザーの割合 × 購入単価
  • 直販・EC 型の売上 = AU 数 × 購入頻度 × 平均単価
  • 手数料モデル型アプリの売上 = 取扱総額(AU 数 × 取引頻度 × 取引単価) × ...
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スマホアプリの公開後にかかる費用とは?リリース後の保守運用・メンテナンスコストを想定しておこう

アプリの費用、相場観を考える際には、“開発” のためのコストに目がいきがちです。

しかし、アプリ事業は公開してからが本当の勝負の始まり。維持するにも、バージョンアップをするにも、当然ながらコストがかかります。

そこで、今回はアプリの企画段階で「公開後のためにはどれだけ予算や人員を確保しておくべきか」という視点が持てるよう、アプリ公開後にかかってくる運用コストの種類と考え方をご紹介します。

開発コストの記事でも書かせていただきましたが、制作会社が「うちが考えているアプリだとどれくらいの費用になる?」という見積もりを求められたとしても、完成系のイメージを正確に共有できなければ、金額はアテにならなくなってしまいます。ですので、費用の種類と考え方を知っていただくことで、アプリ事業のチーム内である程度の想像ができるようになることが一つのゴールではないかと考えています。

アプリを運用している限りは毎月かかるサーバー代

運用コスト:毎月定額(Web サイトを運用中であれば目安にはなる)

Web サイトと同様、スマホアプリもインターネット上にデータベースを持つわけですので、当然ながらサーバー利用料は毎月必要になります。

サーバー代は基本的に規模(ユーザー数)に応じて値段が上がるものなので、小規模なアプリであればあまり大きな金額にはなりません。しかし、順調に成長したときには素早く増強の判断を下し、コストをかけていく必要があります。

また、大規模な広告キャンペーンを始めた場合やメディアに取り上げられたときなどに増強が求められるのは Web と同じです。特にアプリは既存顧客と良い関係性を築くことが目的になることが多いので、サーバーのダウンには気をつけたいところです。

iOS/Android それぞれでの追加開発・保守・メンテナンスの費用

運用コスト:アプリの規模(ユーザー数や機能数)に応じて頻度が上昇

ごく限られた用途のシンプルなアプリであればあまり必要ないかもしれませんが、ほとんどのアプリは公開後、ユーザーからのさまざまな要望が届きます。

ユーザーが普段使っている他のアプリに比べ、「探しづらい」「待ち時間が長い」といった動作面での不満があるかもしれません。そして、もしかすると企画会議の段階で「これは必要ないんじゃないか」と切り捨てた機能が、ユーザーにとって「何故ないのか」「ないと困る」ものだったかもしれません。

さらに、自社のスタッフが誰も使っていない、あるいは開発チームで事前に動作テストをしていなかった Android 端末でのみ、クラッシュなどのバグが発生しているかもしれません。

どれだけ経験を積んでも、新規サービスは出してみなければユーザーの声がなかなか予想できないものです。このような事態に備えるため、アプリの開発後も自社あるいはパートナー企業に、追加開発ができる体制を整えておくことが重要です。

ですので、アプリ公開後の運用コストの中には欠かさず、アプリの規模に応じた “追加開発・メンテナンス費” も見積もっておきましょう。iOS と Android で開発言語が異なるため、エンジニアを一人雇えばすべて対応してもらえるわけではないということも念頭に入れておきましょう。

iOS/Android 自体のアップデートに要注意

追加開発と似た項目ですが、こちらは保守・メンテナンス作業の規模が大きくなりがちで、回避することが難しいものです。

私たちが開発するアプリと同様、スマートフォン自体も、より便利になるように Apple 社と Google 社によって定期的に更新されています。

ですが、OS がアップデートされると、今まで問題なく動いていたアプリに予期せぬ不具合が起きることもあります。iOS のアップデートによって不具合が起きた場合は、アプリユーザーの多くが影響を受けてしまうため、素早く対処することが求められます。

今までの主要なアップデートの歴史は

iPhone, iPad

  • iOS 9.0 (2015 年 9 月)
  • iOS 9.2 (2015 年 12 月)
  • iOS 10.0 (2016 年 9 月)
  • iOS 10.1 (2016 年 10 月)
  • iOS 11 (2017 年 9 月)

Android

  • Android 4.1 – Jelly Bean (2012 年 7 月)
  • Android 4.4 – KitKat (2013 年 10 月)
  • Android 5.0 – Lollipop (2014 年 11 月)
  • Android 6.0 – Marshmallow (2015 年 10 月)
  • Android ...
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「iPhone/Androidアプリの開発・デザインは外注?社内で?」制作会社に委託するメリット・デメリット

今や、どんなビジネスをやっている会社だとしてもモバイル施策は必須となり、サイトのスマホ (タブレット) 対応やメールマガジンの配信とともにアプリの企画・開発も無視できなくなっています。

しかし、自社にアプリエンジニアがいるわけでもないし、外注するのも不安がたくさん。何より、外注してしまうとその後の運用や更新にも逐一コストがかかってしまうというのが不安に思われがちです。

そこで今回は、アプリを開発する少し前の段階として、開発を自社でやる場合と外注する場合のメリットについてまとめてみました。

「iOS/Android アプリ開発を外注した際の費用の相場や目安」に関する記事もあわせてお読みいただくと、より理解が深まるかと思います。

参考:「iPhone・Androidアプリの見積もり額が平均的に高い」と感じるのは何故?外注・委託時の開発費相場と値段の内訳とは

自社で開発チームを抱えるのが理想だが、採用・育成のコストが外注費用を超えるリスクも

アプリに限らず、Web サービス全般においていえることですが、デジタルサービスは組織としていかに迅速に動けるか、フットワークの軽さがとても大切です。

顧客向けのアプリはもちろん、社内の業務効率化アプリであっても、当然のことながら社内に開発チームがある場合、使っていく中で出てきたバグ・要望・改善点に素早く対応できることは大きなメリットです。そして、社内のチームで改善やトライを繰り返した知見が貯まっていくことは、事業や会社の将来につながります。

とはいえ、制作会社ではない一般的な事業会社に開発チームを置くには、超えなければならないハードルがたくさんあります。

アプリではなく Web でも同じことがいえますが、エンジニアやデザイナーの採用においては、数年前から

  1. 圧倒的な売り手市場(スキルがある人材は寝ていてもオファーが来る)
  2. 週5日勤務・正社員という働き方を望む人の減少(複業・フリーランス化の流れ)
  3. 人気企業への人材集中(待遇の良さに加え、成長の機会にも恵まれる)

という状況が続いています。スカウトサービスを使った一括メール送信のような手法も嫌われ、イベントや勉強会でのダイレクトリクルーティング(良いと思った人材を直接口説く)が最適な手法になりつつあります。このような採用の難易度の高さから、採用業務自体を社外に委託する企業も少なくありません。

また、良い人材を採用できたとしても、組織に定着して長く働いてもらうためにはさらに

  1. 評価制度の整備(技術力の向上具合など、売上以外の部分での評価基準の制定)
  2. 勤務規定の最適化(朝型・遅刻厳禁派と、夜型・遅刻許してほしい派に分かれがち)
  3. 勤怠管理(フリーランス・週2〜3日勤務のスタッフを使う場合)

という課題があります。

開発やデザイン系は営業系の職種のように『この数値を達成したら昇給』という制度が通用せず、CTO やマネージャクラスの定性的な評価に依存することが多いです。そしてエンジニアたちが働きやすい環境づくりにもノウハウが求められるため、モチベーションを維持できずに離職率が高くなってしまうという悩みはよく聞かれます。

ですので、事業会社の中にアプリのチームがあるという理想的な状態をつくるためには、超えなければならない課題がたくさんあります。社内でデザイン・開発すること自体にデメリットはありませんが、「外注せずにコストを抑えるはずが、デザイナーとエンジニアの採用でかなりの費用と労力がかかってしまった」「スピード感をもってまわしていくはずが、各部署で問題が起きてチームがうまく機能しない」という本末転倒な状況に陥るリスクもあることは念頭に入れておくべきといえます。

「iOS/Androidへの理解」「デザインの定義」制作会社には委託するメリットがある?

アプリ開発やその後の運用・プロモーションなどを外注するメリットは当然、社内でスキルの高い人材を採用し、定着してもらうという苦労がなくなることです。

とはいえ、今や制作会社であってもエンジニアやデザイナーの採用・定着は難しくなっています (私たち BackApp も苦労しています)。もし「せっかく発注したのに、品質の低いアプリを納品され、売上に全くつながらなかった」ということになると、外注費用以上の “負債” を抱えることにもなりかねません。

参考:
「とりあえず iPhone/Android アプリも出そう」から始まる失敗——星1つのひどいレビューは想像以上に売上に響く

また、iOS アプリは App Store、Android アプリは Google Play での公開レビューがあるため、ユーザーからのリアルな評価が誰でも見られるようになっています。制作会社が手がけたアプリを教えてもらえれば、どれだけユーザーから評価されているのか (失敗していないか) をある程度把握することができます。

以上の前提を踏まえた上で委託先の制作会社の選び方を考えると、やはり「専門家としての価値と信頼感」が鍵になるのではないでしょうか。デザイナー・ディレクター・プロジェクトマネージャなどに、自社ではなかなか採用・定着できないであろうレベルの人材がいれば、(有名な会社ほど相場は上がりますが)外注するメリットは出てくると思います。

見るべきポイントとしては

  • iPhone/Android の最新バージョンまで対応した実績がある
  • 初歩的なミス・不具合によってネガティブな公開レビューがつかないような品質管理体制が整っている

などが挙げられます。スマホアプリは一度ネガティブな評判がつくと回復にコストがかかるため、「開発者としてやるべきことをしっかりやれている」ということは重要なのです。

さらにデザイン面で

  • スマホサイトのデザインとはまた違う「アプリの UI/UX デザインの事例・トレンド」を理解しているか
  • Retina 対応、Android の dpi (必要な画像の種類とサイズ) などを理解しており、スムーズに開発に進めるか
  • アプリという “狭く深く” の世界観で、優良顧客との良い関係を築けるような独創的なデザインを生み出せるか
  • もしくは、デザイナーのエゴではなく、きちんとした根拠があって “売上につながるデザイン” を考えられるか

なども重要です。「デザイン(品質)にこだわる」と言うことは容易いですが、定義がぼやけたままただコストだけを割いているだけでは、思うような効果は出ません。

また、アプリも制作会社も決して万能ではないため、「お客様の現在の課題に対して何を提供し、何を解決するのか」をハッキリ定義しなければ迷走してしまいます。「アプリをつくることであれもこれもうまくいく」というメリットばかりを打ち出している企業には、しっかりと「何ができるのか」「弱い部分はどこか」と詳しく話を聞くことをおすすめいたします。

外部サービスの利用は費用の相場が安い分、スマホアプリ事業を試しやすいが…

Web サイトをそのまま表示するなどシンプルなつくりで安価にアプリを開発するサービス、必要な機能を選ぶだけで自社アプリが安価に提供してもらえるサービスなど、オーダーメイドではない簡易的なアプリを開発するサービスも増えています。

外部サービスは、自社で開発チームをつくったり、制作会社に頼んだりするよりは遥かにコストが安く抑えられることが最大のメリットです。デザインも素敵なテンプレートの中から選ぶことができるなど、費用対効果の面では一番いいと感じられるかもしれません。

外注費を抑えて安くアプリを始めてみるという選択は、自社の状況によっては有効となることもあります。ですので、制作会社と同様、外部サービスにおいても「最近の事例で、全体的にどれだけ高い評価を受けているか」を見てみることをおすすめします。

ただ、「今はあまりコストをかけられないし…」という状況でスモールスタートを切る際には、「そもそも今、アプリをやるべきなのか」という視点を一度持つことをおすすめします。 当然ですが、「iPhone/Android から自社の製品・サービスに触れている顧客」というスマホユーザー向けの施策としては、少額でアプリを開発するよりも、Web や SNS に注力するほうが売上に貢献できるということもあるのです。

また、少し気になるニュースもあります。2017 年の 6 月以降、iOS アプリを公開する App Store (Apple 社) が「テンプレートで安価に量産されたアプリを許可しない」という方針を打ち出したことが大きな話題になりました。

参考;安価なアプリは危険? App Store による、テンプレートで量産されたアプリの“規制”騒動

12 月には規約に追記が加えられましたが、レビューが低いアプリが後々まで響くダメージを負ってしまうことも含めて、安価でお手頃 “すぎる” アプリは、リスクも無視できないのではないでしょうか。

iPhone/Android アプリ開発の内製・外注それぞれのメリットまとめ

  • 社内でアプリのデザイン・開発チームをつくるのがベストであることは間違いない
  • とはいえ複業・フリーランス化の流れもあり、エンジニアやデザイナーの採用・定着は困難
  • 外注できる箇所やフェーズに応じて他社の力を借りることで事業がスムーズに進むことも
  • 委託先となる制作会社は「専門家としてどんな価値があるか」という視点で判断
  • テンプレートでのアプリ提供サービスは、弱い部分やリスクも把握しておく
  • アプリは「とりえあえずやってみる」で失敗すると大きな負債になりがちなので、外注先を選ぶ際や事業を始める際は慎重に

スマホアプリは、Web サイトや SNS と比較すれば開発にも運用にもコストがかかります。

制作会社がこういった話をすると「アプリは難しいからという理屈で、仕事をもらおうとしてるんでしょ?」と思われるかもしれませんが、言いたいことは「アプリ開発や、開発チームの内製化はタイミングが重要」だということです。

BackApp では、「アプリ事業は大手がやること (自社には関係ない)」という負のイメージを払拭し、アプリ制作会社として単なる “外注先” ではなく “ビジネスパートナー” として信用していただけるよう、企画・コンサルティングの段階からお力になれるよう努めております。

ご不明点、相談したい点などがありましたら、ぜひ一度お気軽にお問い合わせください。

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ECサイトや店舗検索・来場予約サイトをアプリ化する意味とは?販促・集客アプリのメリット

アプリ開発企業がお客様から相談を受けたときにまず整理するのは、「本当にアプリを開発しなければならない案件なのか」という点です。

Web サイトや SNS も進化しており、便利なサービスも増えている現代では、「アプリを開発しなればできないこと」がそこまで多いわけではありません。

Web サイトとアプリの違いを一言で表すなら「アプリは狭く深く、Web は広く浅く」になりますが、今回はアプリを検討されるお客様が多い “販促” や “集客” を目的した案件について整理していきます。

「プッシュ通知を送れる」ことは果たしてアプリ化のメリットなのか?

特に実店舗を持っているビジネスでは、一度訪れた顧客を繋ぎ止めて再訪を促すツールとして LINE@ が注目を集めています。LINE や Facebook はもはや若者だけでなく中高年世代までが日常的に使うインフラになっているため、幅広い業種の企業様の成功事例が出てきています。

その場で友だち登録をしてもらい、定期的にクーポンやお得情報をプッシュ通知として送ることで、メルマガよりもはるかに高い確率で開封してもらえます。運用にはある程度のノウハウが必要ですが、広告費をかけずに高い宣伝効果を得られることもよくあります。

専用のアプリを開発する場合は、SNS でできることに加えて

  • SNS より独自性の高いプッシュ通知を配信できる(特定の属性のユーザーのみに送る・新着情報がないときにも送るなど)
  • プッシュ通知をタップすると、すぐに購買ページ・予約ページなどに飛ぶことができる

というメリットがあります。LINE の通知はあくまで LINE を起動するものなので、クーポンなどの広告情報を配信するのであれば十分ですが、その場で製品を購入したり、来場を予約してほしい場合は不十分といえます。

つまり、「プッシュ通知を送りたいから Web サイトだけでなくアプリ化も検討したい」という場合には

  • プッシュ通知に興味を持ったユーザーに何をしてほしいのか
  • 期待した行動につながるような配信を企画・運用できる体制があるか

という部分を詰めていくことが重要です。

プッシュ通知についてはこちらの記事も参考にしてください。

参考;プッシュ通知での失敗を防ぐ!メールと明らかに違う開封率を実現するには気配りが重要

アプリ化に成功した際に得られるのは「SNS ではつくりづらいレベルの優良顧客」

アプリ化を検討している企業様にとって、「顧客のスマホのホーム画面に、自社やサービスのアイコンがある」「SNS ではなく、自社のアプリから定期的に新着情報・おすすめ情報に触れてくれる」という状態はまさに理想的といえるでしょう。

そんなユーザーは、プッシュ通知を見ながら積極的にアクションを起こしてくれる “優良顧客” になります。

「アプリをダウンロードするというハードルをくぐってきたユーザーは、それだけエンゲージ(※)が高い。そのため、利用人数だけで見るとアプリがウェブに負ける場合でも、一人あたりの購入単価やコンバージョンレートは、アプリの方が断然高くなります」

参考:https://markezine.jp/article/detail/24017?p=2
※編集部注:親密さなどの意味。よく使ってくれるか、アクションしてくれるかなどの指標

Web や SNS は “認知” や “Web 集客” に強みを持ちますが、実行動という点ではつながりづらいといえます。ですので、Web で広く認知を広げつつ、アプリで顧客のエンゲージを高めていくという体制は一つの理想形です。
また、アプリ化に成功すると優良顧客の細かい行動データも残るため、「自社の商品やサービスを愛用してくれるのはどんな層なのか」を知ることができ、商品開発や実店舗・Web での施策にもプラスになります。

事業の売上を伸ばす際には「顧客数」「単価」「頻度」のいずれかを高める必要があります。どこから手をつけるか・どこに注力するかは難しい問題ですが、ユーザー数を伸ばしづらいニッチな領域の事業、逆に競合が多くて広告費が高騰している事業などはアプリで “狭く深い” 世界観をつくっていくほうが相性が良いかもしれません。

「Web サイトよりも運用にコストがかかる」というデメリットはあるのか?

「とはいえ、Web サイトとアプリの両方を運用するなんて、とてもできない…」とお思いの方もいらっしゃると思います。アプリ化するデメリットとして「運用が煩雑になる」という点も挙げられますが、果たしてどうなのでしょうか。

集客や販売を目的としてアプリを開発するような事業であれば、基本的にはすでに Web サイトをお持ちだと思います。
EC サイト、ポータルサイト、情報検索サイト、来場予約サイトなどをすでに運用している場合は、アプリの機能としても “Web サイトを読み込む” 場合と、“アプリ独自のコンテンツを読み込む” パターンがあります。

前者のアプリは Web サイトを更新すればそのままアプリにも反映されます。Web をベースに、必要な機能のみを追加するという設計であれば、運用コストはデメリットにはなりません。SNS とさほど変わらない労力で回せるようにすることも可能です。

Web 中心のアプリとネイティブアプリそれぞれのメリット・デメリットはこちらの記事も参考にしてください。

Webサイトに近い「ハイブリッドアプリ(webview)」と、ゼロからつくる「ネイティブアプリ」の違い・メリットとは?

まとめ

  • プッシュ通知が SNS 以上のメリットになるかは「目的と運用次第」
  • 運用に手間がかかるというデメリットは「設計次第」
  • アプリを使い続けてくれるユーザーは、アプリでしか生み出せない優良顧客になってくれるのが最大のポイント

BackApp では、お客様のご相談に乗らせて頂いた際は、まず事業の状況を細かくヒアリングした上で「Web や SNS と比較してアプリを開発するメリットのほうが大きいのか」を考えて提案させていただきます。

アプリを開発すべきか、どのような戦略で企画を立てるべきかお悩みの際は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。

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「とりあえず iPhone/Android アプリも出そう」から始まる失敗——星1つのひどいレビューは想像以上に売上に響く

「競合がアプリを出していて、景気の良い話をよく聞く。うちも早くやらなければ」

「モバイルサイトやメルマガでは限界があるからアプリをやれ、と上から強く言われている」

そんな声は、実際によく聞かれます。

最近では初期費用を抑えて開発できるサービスも増えており、企業が独自のアプリを開発・公開するハードルは随分と下がったように感じます。

もちろん試してみること自体は悪くないのですが、今回は iOS/Android アプリ開発を手がける BackApp だからこそ伝えたい「とりあえず、で失敗しがちなパターン」をご説明します。

スマホアプリは、すべての人から「どれだけの人が使っていて」「どんな評価なのか」が見える

ユーザーがアプリをダウンロードする際には必ず、アプリストア(App Store, Google Play)を経由します。

アプリストアでは “およそのダウンロード数” と “ユーザーの評価” が可視化されています。ですので、顧客の一人ひとりが「このアプリはこれだけたくさんの人に使われていて、評価も高いんだな」「同じようなサービスの ◯◯ に比べると評価が低いということは、こっちは使わないほうがいいのかな」など、他のアプリとも比較しながらダウンロードするかを検討できます。

もちろん、莫大な広告費を投下しているからダウンロード数が急激に伸びたというアプリも多々ありますし、ダウンロード数が多い=成功しているというわけではありません。

ただ、ここで注目すべきは “アプリストアの公開レビューの平均” 。ダウンロードする前にはほとんどのユーザーがレビューを参考にするという調査結果もあります。

アプリのレビューを改善すると、ダウンロード率が上がる。ということは、レビューの平均値が「アプリのダウンロード数」にもインパクトを与える。
例えば、「★2」が「★4」に改善されると、ダウンロード率が5.4倍に上がる。(例えば、年20万ダウンロードされてるアプリが5.4倍になると、年108万ダウンロードに跳ね上がる)

引用:http://appmarketinglabo.net/appstore-review/

また、高いレビューをつけているユーザーは日常的にアプリを使ってくれる・購買行動にもつながっている “良い関係を築けている顧客” が多いといえます。アプリ開発では、星5つや4つのレビューをつけてくれるユーザーの数や割合が、事業の利益にも直結するといえます。

App Store や Google Play のレビューは、「アプリを使っている最中」に生まれる

性格診断・適正診断(SPIなど)で、「◯◯ というアプリは使いやすいと思うか」という質問に「とてもそう思う」〜「全然そうだと思わない」の5段階で答えるようなアンケートでは、1や5を選ぶ人が少なくなりがちです。

しかし、たとえば自分が使っている iOS/Android アプリのレビュー欄を見ても、面白いことに、強い言葉とともに星1つや5つをつけるユーザーがたくさんいると感じることはありませんか?

事前に予告されて実施するアンケート調査とは異なり、スマホアプリのレビューは締め切りもなく、書くタイミングがユーザーの判断に委ねられます。つまり、レビューを投稿したユーザーは、アプリを使っている最中に何か「レビューを書こう」と思うきっかけを得たという場合が多いのです。

ユーザーはどのようなときにレビューを投稿するのか。すごく多いのが「ポジティブな体験をしたあと」と「ネガティブな体験をしたあと」なのだとか。
「ネガティブな体験をしたあと」には、65%の人が(低評価の)レビューを書くことを考え、「ポジティブな体験をしたあと」には、49%の人が(高評価の)レビューを書くことを考える。

引用:http://appmarketinglabo.net/appstore-review/

昔ですと『アプリの使い具合はいかがでしょうか? 参考にさせていただきますので、ぜひレビューを投稿してください!』というポップアップを出すような手法も使われていましたが、最近ではプッシュ通知同様、「うっとうしい」と思われないような配慮が大切になっています。BackApp では、高い評価を獲得するためには企画・開発をしっかり行い、ユーザーが使いやすいと感じる UI デザイン、使いたくなるクリエイティブに落とし込むことが一番だと思っています。

そしてもっとも大切なことは、当たり前のことができていないような低品質のアプリをリリースしてしまうと、「重すぎて話にならない」「予期しないクラッシュなど、致命的なバグが多い」といった星1つのレビューが次々に投稿され、事業(ブランド)全体にとってのマイナスになってしまうということです。

「時間や労力が潤沢にあるわけではないから…」で始めて失敗すると、なおさら回復が難しい

スマホアプリは顧客一人ひとりの iOS/Android 端末にインストールしてもらわなければ機能しないものなので、開発した直後は Web サイトや実店舗からの誘導をしたり、広告を打ったりとある程度の労力が必要になります。

つまり「少ない労力でなんとかリリースした」アプリが初期対応で失敗してしまうと、その低評価から巻き返すための労力が足りないという負のスパイラルに陥ることもあります。

ですが、GooglePlay や App Store に ひどいレビューがついてしまったときの対処法は、時間と労力を割いて真摯に対応することに尽きます。 レビューに対して返信をして、詳しい状況を聞き出すとともに修正が完了した際に報告するといった対応は、ときにユーザーの信頼を取り戻すこともあります。

また、事前に防ぐ上では、アプリを制作する際に “信頼できる開発パートナー” が一人いるかどうかでも大きく変わってきます。iOS/Android アプリの開発・運用経験が豊富な人材は “アプリを公開する前に必ず確認すべきリスト” のようなものを自分の中に持っているので、悪いレビューにつながるようなミスを防ぐことができます。

自社で開発・運用する体制を整えるか、外注するか、既存のサービスを使って初期費用を抑えるか、それぞれのメリットは下記の記事も参考になるかと思います。

参考:「iPhone/Androidアプリの開発は外注?社内で?」制作会社に委託するメリット・デメリット

「使っている最中に感じる致命的なミス」を防ぐ、初心者におすすめのアプリ開発方法

ほとんどの iOS/Android アプリは、一つの画面では完結しません。企業がユーザーに求めている “行動” にたどり着いてもらうまでには、いくつもの画面を遷移する必要があります。

デザイン (UI/UX) の面でよくユーザーにストレスを与えてしまうのは「行きたい画面に行けない」「ボタンを押したときのアクションが予想と違う」といった部分です。

そこで、Google も公式に案内している “ペーパープロトタイピング” という手法を使うことで、「このデザインだと、使いづらいな」「こういうデザインだと、自然に購入まで行けるかも」と効果を実感できることも多いです。

本格的な “紙芝居” までつくるとなると業務時間で気軽に試すのが難しくなりますが、BackApp としても経験が浅いチーム・制作会社などにはある程度のプロトタイプ作成を推奨しています。

参考:デザインを洗練させ、アプリの売上を高める!開発前には「ペーパープロトタイプ」をつくろう

「とりあえず」で iOS/Android アプリを出したときにレビューの点数が低くなって苦労しないためのまとめ

  • アプリのレビューは、企業(ブランド)に対する信頼度であり、売上にも直結
  • アプリを使っていて不快な思いをした際には低評価のコメントが投稿されやすい
  • 低評価が山積みになると、アプリのダウンロード数や売上へのマイナスが大きい
  • Google Play や App Store にひどいレビューがついてしまったときは、労力を割いてでも真摯に対応することが一番
  • 開発チームやパートナーに経験者がいると、初心者がやりがちな失敗を防げることが多い

スマホアプリ開発を行う企業としては、さまざまな企業が特色あるアプリを公開し、人々がさまざまなアプリを試し、活用する世の中が理想的だとは思っています。

しかし、制作会社だからこそ「アプリは使いづらい。Web サイトのほうがいい」と思われてしまうような失敗を減らすことにこだわっています。

たとえば BackApp では、iOS/Android アプリのリリース前に必ず確認しておくべきチェックリストをつくり、平均的に高いレビューを獲得する体制を構築しています。

事例の送付、ご相談はもちろん、もしアプリ開発を検討されている中で不安なことがございましたら、ぜひお気軽にご相談ください。

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「iPhone・Androidアプリの見積もり額が平均的に高い」と感じるのは何故?外注・委託時の開発費の相場と値段の内訳とは

さまざまな業種のお客様から、「アプリ開発を考えているからいくつかの会社から見積もりを出してもらったんだけど、高すぎてびっくりした」という声をお聞きします。

最近では、Web サイトの開発は少し相場感がわかりやすくなってきましたが、アプリ開発のコストはまだまだ不透明な面も多いと感じています。

ただ、制作会社としては正直なところ「一概に言えない」「Web よりも出しづらい」という回答になります。見積もりを求められた各社が「こんなアプリになるだろう」というイメージを描いて開発費を計算するのですが、ほとんどの場合はこのイメージにズレが生じます。

つまり、外注時の見積もり金額が各社で異なるのは、どちらかといえば「各社がそれぞれ違うアプリを思い描いている」ことが大きいのです。

そこで、今回はスマホアプリ開発の外部委託を考えている企業のご担当者様向けに、まず押さえておきたいポイントを整理していきます。

「◯◯のようなアプリ」という参考があれば、外注時の相場観がわかりやすくなる?

そもそも Web サイトのアプリ化に近い案件と、iPhone / Android ならではの機能を実装するフルスクラッチ(ゼロから)の開発では、制作会社の労力がまったく異なります。

BackApp としましても、「御社のアプリ開発費用の相場は?」と聞かれた際には、「ジャンルによってある程度の目安はあるが、お客様の目的に応じて実装する機能の一つで大きく変わる可能性があるため、確約はできない」という回答になります。

また、インターネット上には「◯◯系のアプリの相場はこれくらい」という情報もありますが、私たちとしては「多くのアプリは平均的にこれくらいの金額で開発されていると思うが、お客様が検討されているアプリにも当てはまるとは限らない」という感覚です。

たとえば「カタログアプリに比べるとゲームアプリのほうが高い」というのは、前者は既存の Web サイトを活用することが多く、後者はほぼ確実にゼロからの開発になることが理由だと思います。また、恋愛系や占い系はプロフィール情報の精度やおすすめ(データ解析)機能が重要という風に「よく使われる機能」をベースに開発費を概算することが多いかと思います。

極端な話、カタログアプリは相場が安いと言われているからといって、さまざまな機能をリクエストして見積もりを出してもらった場合は、多くの会社から予想以上に「高い」金額が返ってくるのではないかと思います。

見積もり金額の内訳で大きいのは「アプリならではの機能」の値段

たとえば、お客様からよくご相談をうける案件としては

  • 会員登録機能(=アプリの会員で専用のデータベースを構築)
  • 決済・購入・アプリ内課金機能
  • オークション(出品 / 入札)機能
  • 地図上からの検索 / 地図上での店舗・物件のマッピング
  • アプリ上でのメッセージ(チャット)機能
  • 特定の属性のユーザーのみに対するプッシュ通知機能
  • Web サイトとは違うテーマでのデザイン・ブランドイメージ制作

などが必要になるアプリですと、開発費用はその分上がっていきます。「なんでこんな高い値段になるの?」と気になった際は、内訳を聞き、コストがかかる機能をいったん保留してスモールスタートするというのも一つの手段です。

とはいえ、「Web サイトとほとんど変わらないようなアプリなら、いくら安くても開発する意味がない」という気持ちもあると思います。
ですので、見積もりが高いと感じた際には

  • 決済 → 既存のシステムを使う
  • 会員登録 → SNS アカウントでログイン / Web と統合 など

という風に、アプリ側ではなくユーザーごとにアカウントを連携してもらう仕様にすることで、開発費を抑えるというような工夫もできます。

また、デザインに関しては「社内にグラフィックデザイナーがいるから、自社でやるつもり」だという企業様も少なくないと思います。委託する作業が減ることで当然見積もり金額も下がりはしますが、「紙に描いたデザインイメージがそのまま実装できないケース、あるいはそのまま実装しようとするとコストが跳ね上がるケースもある」という点には注意していただければと思います。

参考:「機能」ばかり考えて「デザイン」が疎かになっていませんか?アプリのデザインが売上に与える影響とは

意外と知られていない「iOS と Android は別世界 = 開発費用も別」という事実

そもそも、iPhone アプリと Android アプリの開発は、レディースファッションのデザインと、メンズファッションのデザインくらい大きく異なるものです。

もちろん両方開発できるエンジニアもいますが、平均的なエンジニアが両方対応することは難しいため、iOS と Android のアプリを同時に開発する際は人件費=見積もりの価格も上がります。アプリ開発は「Web サイト制作に比べると高い」と言われがちですが、一人のエンジニアが近しいコードで PC サイトもモバイルサイトも構築できる Web とは比較しづらいといえます。

極端な話ですが、「この見積もり金額は高い。ウチでは出せない」と感じたら、まず iOS か Android のみで開発・運用をスタートすると、コストはおよそ半額になるということです。
Android は格安機種が多いことから若年層が多く、iOS は情報感度の高い層が多いなど、所持するユーザー層に違いがあります。ですので、今検討している企画のターゲットがはっきり絞れている場合は、片方のみでスタートしても十分効果が出る可能性もあります。

まずは片方のみを開発し、売上をあげつつ運用のノウハウも身についてから満を辞してもう一方の開発に着手…という戦略も、十分検討の余地はあるのです。また、Web サイト自体にまだできること・ポテンシャルがある場合、まずは Web や SNS に注力するという戦略もマッチする場合がございます。

「アプリ開発を委託したいが相場感がわからない」とき、まず押さえておきたいポイントまとめ

  • 「どんなアプリになるか」を正確に設計できるほど、相場・平均金額に近づく
  • 既にあるデータベースを使うなど、企画を整理することで値段を抑えるという工夫も
  • 「どの機能がコストなのか」という内訳を聞いても教えてくれない会社は危ないかも
  • iPhone, Android で特性が異なるので、労力=値段も倍になる
  • まずは iOS/Android 片方だけでスタートするという事例も少なくはない

BackApp では企画段階からお客様の狙いをしっかりヒアリングし、ただのアプリ開発の外注ではなく「ビジネスとしての施策提案」をさせていただきます。

見積もり依頼はもちろん、どんなアプリにすればいいのかをまず改めて整理していきたいという場合も、ぜひお気軽に相談ください。

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