アプリのメリット

スマホサイトの売上を改善!ECサイトのアプリ化は「3つの課題」に良い効果を与えられる

ECサイトを運営する企業様からよくご相談をいただくのは、スマートフォンでアクセスするユーザーへの対応です。

Web サイトを閲覧するデバイスの割合でいえば、PC の比率は年々下がっています。各企業が “スマホファースト” の方針で Web 改修や SNS 運営を行っている時代ですが、アプリ化となるとなかなか踏み切れないのが現実。

とはいえ、スマートフォンサイトのデータを見てみると、ユーザー数は多いもののなかなか購入数・金額が伸びないという明確な課題を抱えているサイトがよくあります。「そもそもスマホ経由で購入されるものなのか?」「最終的にはパソコンで見るのでは?」「アプリをつくったところで、劇的に改善するものか?」など、社内で議論されたこともあるのではないでしょうか。

そこで、今回は売上が伸びないスマホサイトが抱えがちな問題点と、アプリ化した際に解決できることを3つの視点でご説明します。

課題1. 期間限定セール、新入荷などの情報が旬のうちに届きづらい

自分がプライベートでスマホを使っていて、メールが届いたときにすぐ開封することはどれほどありますか?

今や、友達からの連絡はチャット・メッセージアプリなので、メーラーに届くものは “広告” がほとんどです。文章中心ということもあり、限定セールなどの情報だとしてもすぐに開封せずに「あとでまとめて読む」「気がついたら読まずに流れてしまった」という風になることも珍しくありません。

EC サイトをアプリ化するメリットの中で最も基本的なのは、プッシュ通知の効果です。

EC アプリのプッシュ通知は一般的にメルマガの 2〜3 倍の開封率になり、開封されるタイミングも早いため、即時性の高いニュースを多くの顧客に届けることができます。 1 日限定、数時間限定のセールができるのはアプリならではのメリットです。

EC アプリの効果:プッシュ通知が顧客から「期待されている」

普段スマホを使っているとたくさんのプッシュ通知を受け取るので、「うちのアプリはよく知らない企業の広告だし、通知をオフにされるのではないか…」と不安になられる方もおられます。

ですが、EC アプリのプッシュ通知の設定に関する調査では

  • すべての EC アプリでプッシュ通知をオンにしているユーザーが約 40%
  • アプリによって使い分けているユーザーが約 50%
  • 「プッシュ通知をタップしてアプリを起動することは多い」というユーザーが約 70%
  • 配信直後の開封率ではメルマガより約 15%、配信した日のうちの開封率で見ても約 10% 高い

というデータが残っており、効果には期待できるといえます。

参考:http://www.i-cept.jp/news_release/detail/?id=84s

もちろん、同じ内容を何度も送ったり、ユーザーにとって関連が薄い情報を送ったりすると、EC アプリであってもプッシュ通知をオフにされるリスクはあります。「プッシュ通知の配信でやりがちな失敗」に関しては、下記の記事も参考にしてください。

「プッシュ通知ってメルマガより開封率が高くなるの?」メールとの違いを出すには気配りが大切

課題2. いろんなページを見てもらえてはいるのに購入されない

メディアやカタログサイトのように情報を伝えるサイトであれば、多くの顧客にサイトの隅々まで見てもらえること自体に大きな価値があります。ですが、“購入” や “予約” などを目的としているサイトでは、アクセス数やユーザー数は重要な指標ではありません。

EC サイトでは、気になった商品をタップしてそのまま購入手続きに進むことは多くありません。「カートに入れる」「お気に入りに登録する」「比較する」「商品の詳細を調べる」「やっぱりやめる」という風に、購入手続きの前にさまざまな行動が発生します。

ブラウザでアクセスする EC サイト(スマホサイト)の課題は、購入に至るまでの “タップ数の多さ” です。目的を果たすまでに何度もタップしてページを移動しなければならないサイトは、途中で離脱するユーザーが多くなりがちです。

ECアプリの効果:少ないタップ数でスムーズに利用できる

Web サイトをアプリ化するメリットの1つには、「既存顧客がより快適に利用できるようになる」という点があります。

たとえば、Web メディアであればレシピやコーディネート例など後で読み返したい記事を保存しておく機能が便利になり、店舗予約アプリでは Web や電話に比べて簡単に予約を済ませられるようになります。

EC アプリでも、探しやすい商品検索機能、「あとで見る」機能などからスムーズな買い物体験を提供することで、途中での離脱を防ぐ効果が期待できます。離脱率が下がれば当然 “購入” ...

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ハイブリッドアプリ (webview) とネイティブアプリの違い・各メリットとは?

アプリを開発・発注する際にまず決めなければならない「ハイブリッドアプリ」と「ネイティブアプリ」、それぞれのメリットをご存知でしょうか?

特に EC サイト、ポータルサイト、情報検索サイト、来場予約サイト、社内業務管理ツールなどすでに Web サイトがある場合、既存のサイトをベースにするか、オリジナルで開発するかが悩みどころとなります。

そこで、今回はアプリ開発を検討されている企業のご担当者様向けに、まずビューワーアプリとオリジナルアプリの違いと特徴をまとめました。

「Webアプリ」と混同されがちな「ハイブリッド(webview)アプリ」とは?

いわゆる「ウェブビューのアプリ」は、基本的には Web サイトと同じコンテンツをそのままスマートフォンやタブレットのアプリ内で読み込むという仕様です。

加えて、ハイブリッドという名の通り、プッシュ通知機能、カメラ機能や位置情報取得機能など、モバイル端末ならではの機能を使って付加価値をつけることができます。重要な部分はネイティブ(オリジナル)で開発することができるので、すべてを Web サイトと同じようにつくる必要はありません。

ハイブリッドアプリが最も力を発揮するのは「モバイルサイトではユーザーに期待している行動があまり起きていない」という課題を持つ事業です。「ブラウザで行っている動作をアプリで快適に行ってもらう(Web 上のユーザーの行動の一部を置き換える)」という設計です。

たとえば EC サイトなどは「検索」「お気に入り」「購入」と、ユーザーの行動フローがシンプルですが、モバイルサイトでは使い勝手が悪いと感じているユーザーが多くなりがちです。また、業務管理系サービスも「入力」「閲覧」がメイン機能なので、Web サイトをアプリ化する形でのハイブリッドアプリとの相性がいいといえます。

参考:EC 事業を手がけるお客様へ

ハイブリッドアプリ(webview アプリ)のメリットとデメリット

メリットは「参入しやすさ」

「ウェブサイトとアプリの両方を運用するなんて、とてもできない…」というお悩みはよく寄せられますが、ウェブビューのアプリはサイトの更新がそのままアプリにも反映されます。

つまり、ハイブリッドアプリのメリットは、「運用やメンテナンスに手間をかけずに、顧客に自社の公式アプリを提供できること」といえます。事業との相性が良く、まずは堅実に事業の売上を一段階アップしたいという際におすすめといえます。

すでにサイトを運用している場合、そもそも Web サイトをアプリ化するメリットに関してはこちらの記事も参考にしていただければと思います。

参考:ECサイトや店舗検索・来場予約サイトをアプリ化する意味とは?販促・集客アプリのメリット

デメリットは「違いが出づらい、中途半端さ」

欠点としては、アプリならではの魅力、Web や SNS との違いが出しづらいことです。

機能・仕様面での最大のデメリットは「ネイティブの UI を利用できない(アプリでしかできない、独自性の高い画面をつくれない)」ということでしょう。 あくまで Web(モバイル)ブラウザではやりづらい行動をアプリで最適化するというシンプルな設計のため、ユーザーに驚きや感動を与えるほどの体験は提供しづらいです。

また、注意すべきポイントとしては、「webview アプリをネイティブ化する=作り直しになる」ということです。「まずは web アプリのような簡単なもので始めて、うまくいったらもっとアプリらしいものに差し替えたい」と考えていても、リニューアル費用は安く済むわけではないのです。

ネイティブアプリとは

ネイティブアプリとは、“ネイティブ(本来の)” という言葉の通り、アプリ内に独自のコンテンツとシステムをつくるものです。

そもそも Web サイトのアプリ化ではなく、メッセージアプリ、ゲームや加工用カメラなど、単体でサービスとしてリリースされているものを思い浮かべていただくとわかりやすいかと思います。

また、ハイブリッドアプリの開発は Web サイトの開発に似ている部分もありますが、ネイティブアプリの場合は iOS と Android でも開発に使用する言語が違います。そのため、自社事業として運用していく場合、新しい機能開発やメンテナンスをしながら運用していくには多くの優秀なエンジニアを抱える必要があります。

しかし、だからこそネイティブアプリでは Web サイトではできない斬新な体験を顧客に提供でき、自社や製品・サービスのコアなファンを生み出せる可能性を秘めています。

ネイティブアプリのメリットとデメリット

ネイティブアプリのメリット・デメリットは、ハイブリッドアプリと比較すると「ハイリスク・ハイリターン」の一言に尽きるといえます。

iOS と Android それぞれの担当エンジニアを抱えて運用しなければならない上に、アプリはインストールしなければ利用も告知もできないため、多くの場合は Web サイト(簡易的な web ビューワー、キャンペーンサイト、告知ブログなど)も同時並行で運用することになります。

つまりネイティブアプリは、webview 主体のハイブリッドアプリとは違い、開発費だけでなく運用のコストも大きくかかるのがデメリットになります。投資を回収するためにも「アプリ単体で売上が上がる仕組み」および「常に一定のインストール数を維持する PR 施策」が重要になります。

しかし、優秀なエンジニアやマーケター、プロモーターが集まった組織がネイティブアプリで成功を収めた場合には多くのファン(優良顧客)が集まり、単体で大きな売上を出すことができます。

ですので、ネイティブアプリは、ある程度の規模に成長したが頭打ちになってきたという企業か、「このアプリで世界を変えたい」という想いを持って資金調達をしながら徐々に黒字化を目指していくスタートアップ向けの仕様といえます。

ハイブリッド(webview)アプリとネイティブアプリの違い・メリットまとめ

  • ハイブリッドアプリは運用者も開発者も手をつけやすいのがメリット
  • WebView 以外に独自の機能もつけられるので、「Web サイトをそのままアプリ化しただけ」にする必要はない
  • アプリならではの魅力・価値を提供したい場合はネイティブアプリで勝負すべき
  • どちらで開発するにしても、「Web や SNS との役割の違い」「つくった後のこと」まで考えていなければ成功できない

アプリ開発においてはどうしても聞き慣れない単語が多いため、「ネイティブとハイブリッドどちらがいいのか」という枝葉の議論になってしまいがちです。

しかし、BackApp では「お客様の事業形態や状況という根本的な部分をしっかりとヒアリングしなければ、どちらが良いともいえない」と考えています。
ご不明な点などありましたら相談に乗らせていただいますので、お気軽にお問い合わせください。

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「iPhone/Androidアプリの開発・デザインは外注?社内で?」制作会社に委託するメリット・デメリット

今や、どんなビジネスをやっている会社だとしてもモバイル施策は必須となり、サイトのスマホ (タブレット) 対応やメールマガジンの配信とともにアプリの企画・開発も無視できなくなっています。

しかし、自社にアプリエンジニアがいるわけでもないし、外注するのも不安がたくさん。何より、外注してしまうとその後の運用や更新にも逐一コストがかかってしまうというのが不安に思われがちです。

そこで今回は、アプリを開発する少し前の段階として、開発を自社でやる場合と外注する場合のメリットについてまとめてみました。

「iOS/Android アプリ開発を外注した際の費用の相場や目安」に関する記事もあわせてお読みいただくと、より理解が深まるかと思います。

参考:「iPhone・Androidアプリの見積もり額が平均的に高い」と感じるのは何故?外注・委託時の開発費相場と値段の内訳とは

自社で開発チームを抱えるのが理想だが、採用・育成のコストが外注費用を超えるリスクも

アプリに限らず、Web サービス全般においていえることですが、デジタルサービスは組織としていかに迅速に動けるか、フットワークの軽さがとても大切です。

顧客向けのアプリはもちろん、社内の業務効率化アプリであっても、当然のことながら社内に開発チームがある場合、使っていく中で出てきたバグ・要望・改善点に素早く対応できることは大きなメリットです。そして、社内のチームで改善やトライを繰り返した知見が貯まっていくことは、事業や会社の将来につながります。

とはいえ、制作会社ではない一般的な事業会社に開発チームを置くには、超えなければならないハードルがたくさんあります。

アプリではなく Web でも同じことがいえますが、エンジニアやデザイナーの採用においては、数年前から

  1. 圧倒的な売り手市場(スキルがある人材は寝ていてもオファーが来る)
  2. 週5日勤務・正社員という働き方を望む人の減少(複業・フリーランス化の流れ)
  3. 人気企業への人材集中(待遇の良さに加え、成長の機会にも恵まれる)

という状況が続いています。スカウトサービスを使った一括メール送信のような手法も嫌われ、イベントや勉強会でのダイレクトリクルーティング(良いと思った人材を直接口説く)が最適な手法になりつつあります。このような採用の難易度の高さから、採用業務自体を社外に委託する企業も少なくありません。

また、良い人材を採用できたとしても、組織に定着して長く働いてもらうためにはさらに

  1. 評価制度の整備(技術力の向上具合など、売上以外の部分での評価基準の制定)
  2. 勤務規定の最適化(朝型・遅刻厳禁派と、夜型・遅刻許してほしい派に分かれがち)
  3. 勤怠管理(フリーランス・週2〜3日勤務のスタッフを使う場合)

という課題があります。

開発やデザイン系は営業系の職種のように『この数値を達成したら昇給』という制度が通用せず、CTO やマネージャクラスの定性的な評価に依存することが多いです。そしてエンジニアたちが働きやすい環境づくりにもノウハウが求められるため、モチベーションを維持できずに離職率が高くなってしまうという悩みはよく聞かれます。

ですので、事業会社の中にアプリのチームがあるという理想的な状態をつくるためには、超えなければならない課題がたくさんあります。社内でデザイン・開発すること自体にデメリットはありませんが、「外注せずにコストを抑えるはずが、デザイナーとエンジニアの採用でかなりの費用と労力がかかってしまった」「スピード感をもってまわしていくはずが、各部署で問題が起きてチームがうまく機能しない」という本末転倒な状況に陥るリスクもあることは念頭に入れておくべきといえます。

「iOS/Androidへの理解」「デザインの定義」制作会社には委託するメリットがある?

アプリ開発やその後の運用・プロモーションなどを外注するメリットは当然、社内でスキルの高い人材を採用し、定着してもらうという苦労がなくなることです。

とはいえ、今や制作会社であってもエンジニアやデザイナーの採用・定着は難しくなっています (私たち BackApp も苦労しています)。もし「せっかく発注したのに、品質の低いアプリを納品され、売上に全くつながらなかった」ということになると、外注費用以上の “負債” を抱えることにもなりかねません。

参考:
「とりあえず iPhone/Android アプリも出そう」から始まる失敗——星1つのひどいレビューは想像以上に売上に響く

また、iOS アプリは App Store、Android アプリは Google Play での公開レビューがあるため、ユーザーからのリアルな評価が誰でも見られるようになっています。制作会社が手がけたアプリを教えてもらえれば、どれだけユーザーから評価されているのか (失敗していないか) をある程度把握することができます。

以上の前提を踏まえた上で委託先の制作会社の選び方を考えると、やはり「専門家としての価値と信頼感」が鍵になるのではないでしょうか。デザイナー・ディレクター・プロジェクトマネージャなどに、自社ではなかなか採用・定着できないであろうレベルの人材がいれば、(有名な会社ほど相場は上がりますが)外注するメリットは出てくると思います。

見るべきポイントとしては

  • iPhone/Android の最新バージョンまで対応した実績がある
  • 初歩的なミス・不具合によってネガティブな公開レビューがつかないような品質管理体制が整っている

などが挙げられます。スマホアプリは一度ネガティブな評判がつくと回復にコストがかかるため、「開発者としてやるべきことをしっかりやれている」ということは重要なのです。

さらにデザイン面で

  • スマホサイトのデザインとはまた違う「アプリの UI/UX デザインの事例・トレンド」を理解しているか
  • Retina 対応、Android の dpi (必要な画像の種類とサイズ) などを理解しており、スムーズに開発に進めるか
  • アプリという “狭く深く” の世界観で、優良顧客との良い関係を築けるような独創的なデザインを生み出せるか
  • もしくは、デザイナーのエゴではなく、きちんとした根拠があって “売上につながるデザイン” を考えられるか

なども重要です。「デザイン(品質)にこだわる」と言うことは容易いですが、定義がぼやけたままただコストだけを割いているだけでは、思うような効果は出ません。

また、アプリも制作会社も決して万能ではないため、「お客様の現在の課題に対して何を提供し、何を解決するのか」をハッキリ定義しなければ迷走してしまいます。「アプリをつくることであれもこれもうまくいく」というメリットばかりを打ち出している企業には、しっかりと「何ができるのか」「弱い部分はどこか」と詳しく話を聞くことをおすすめいたします。

外部サービスの利用は費用の相場が安い分、スマホアプリ事業を試しやすいが…

Web サイトをそのまま表示するなどシンプルなつくりで安価にアプリを開発するサービス、必要な機能を選ぶだけで自社アプリが安価に提供してもらえるサービスなど、オーダーメイドではない簡易的なアプリを開発するサービスも増えています。

外部サービスは、自社で開発チームをつくったり、制作会社に頼んだりするよりは遥かにコストが安く抑えられることが最大のメリットです。デザインも素敵なテンプレートの中から選ぶことができるなど、費用対効果の面では一番いいと感じられるかもしれません。

外注費を抑えて安くアプリを始めてみるという選択は、自社の状況によっては有効となることもあります。ですので、制作会社と同様、外部サービスにおいても「最近の事例で、全体的にどれだけ高い評価を受けているか」を見てみることをおすすめします。

ただ、「今はあまりコストをかけられないし…」という状況でスモールスタートを切る際には、「そもそも今、アプリをやるべきなのか」という視点を一度持つことをおすすめします。 当然ですが、「iPhone/Android から自社の製品・サービスに触れている顧客」というスマホユーザー向けの施策としては、少額でアプリを開発するよりも、Web や SNS に注力するほうが売上に貢献できるということもあるのです。

また、少し気になるニュースもあります。2017 年の 6 月以降、iOS アプリを公開する App Store (Apple 社) が「テンプレートで安価に量産されたアプリを許可しない」という方針を打ち出したことが大きな話題になりました。

参考;安価なアプリは危険? App Store による、テンプレートで量産されたアプリの“規制”騒動

12 月には規約に追記が加えられましたが、レビューが低いアプリが後々まで響くダメージを負ってしまうことも含めて、安価でお手頃 “すぎる” アプリは、リスクも無視できないのではないでしょうか。

iPhone/Android アプリ開発の内製・外注それぞれのメリットまとめ

  • 社内でアプリのデザイン・開発チームをつくるのがベストであることは間違いない
  • とはいえ複業・フリーランス化の流れもあり、エンジニアやデザイナーの採用・定着は困難
  • 外注できる箇所やフェーズに応じて他社の力を借りることで事業がスムーズに進むことも
  • 委託先となる制作会社は「専門家としてどんな価値があるか」という視点で判断
  • テンプレートでのアプリ提供サービスは、弱い部分やリスクも把握しておく
  • アプリは「とりえあえずやってみる」で失敗すると大きな負債になりがちなので、外注先を選ぶ際や事業を始める際は慎重に

スマホアプリは、Web サイトや SNS と比較すれば開発にも運用にもコストがかかります。

制作会社がこういった話をすると「アプリは難しいからという理屈で、仕事をもらおうとしてるんでしょ?」と思われるかもしれませんが、言いたいことは「アプリ開発や、開発チームの内製化はタイミングが重要」だということです。

BackApp では、「アプリ事業は大手がやること (自社には関係ない)」という負のイメージを払拭し、アプリ制作会社として単なる “外注先” ではなく “ビジネスパートナー” として信用していただけるよう、企画・コンサルティングの段階からお力になれるよう努めております。

ご不明点、相談したい点などがありましたら、ぜひ一度お気軽にお問い合わせください。

BackApp のサービスメニューと料金目安

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ECサイトや店舗検索・来場予約サイトをアプリ化する意味とは?販促・集客アプリのメリット

アプリ開発企業がお客様から相談を受けたときにまず整理するのは、「本当にアプリを開発しなければならない案件なのか」という点です。

Web サイトや SNS も進化しており、便利なサービスも増えている現代では、「アプリを開発しなればできないこと」がそこまで多いわけではありません。

Web サイトとアプリの違いを一言で表すなら「アプリは狭く深く、Web は広く浅く」になりますが、今回はアプリを検討されるお客様が多い “販促” や “集客” を目的した案件について整理していきます。

「プッシュ通知を送れる」ことは果たしてアプリ化のメリットなのか?

特に実店舗を持っているビジネスでは、一度訪れた顧客を繋ぎ止めて再訪を促すツールとして LINE@ が注目を集めています。LINE や Facebook はもはや若者だけでなく中高年世代までが日常的に使うインフラになっているため、幅広い業種の企業様の成功事例が出てきています。

その場で友だち登録をしてもらい、定期的にクーポンやお得情報をプッシュ通知として送ることで、メルマガよりもはるかに高い確率で開封してもらえます。運用にはある程度のノウハウが必要ですが、広告費をかけずに高い宣伝効果を得られることもよくあります。

専用のアプリを開発する場合は、SNS でできることに加えて

  • SNS より独自性の高いプッシュ通知を配信できる(特定の属性のユーザーのみに送る・新着情報がないときにも送るなど)
  • プッシュ通知をタップすると、すぐに購買ページ・予約ページなどに飛ぶことができる

というメリットがあります。LINE の通知はあくまで LINE を起動するものなので、クーポンなどの広告情報を配信するのであれば十分ですが、その場で製品を購入したり、来場を予約してほしい場合は不十分といえます。

つまり、「プッシュ通知を送りたいから Web サイトだけでなくアプリ化も検討したい」という場合には

  • プッシュ通知に興味を持ったユーザーに何をしてほしいのか
  • 期待した行動につながるような配信を企画・運用できる体制があるか

という部分を詰めていくことが重要です。

プッシュ通知についてはこちらの記事も参考にしてください。

参考;プッシュ通知での失敗を防ぐ!メールと明らかに違う開封率を実現するには気配りが重要

アプリ化に成功した際に得られるのは「SNS ではつくりづらいレベルの優良顧客」

アプリ化を検討している企業様にとって、「顧客のスマホのホーム画面に、自社やサービスのアイコンがある」「SNS ではなく、自社のアプリから定期的に新着情報・おすすめ情報に触れてくれる」という状態はまさに理想的といえるでしょう。

そんなユーザーは、プッシュ通知を見ながら積極的にアクションを起こしてくれる “優良顧客” になります。

「アプリをダウンロードするというハードルをくぐってきたユーザーは、それだけエンゲージ(※)が高い。そのため、利用人数だけで見るとアプリがウェブに負ける場合でも、一人あたりの購入単価やコンバージョンレートは、アプリの方が断然高くなります」

参考:https://markezine.jp/article/detail/24017?p=2
※編集部注:親密さなどの意味。よく使ってくれるか、アクションしてくれるかなどの指標

Web や SNS は “認知” や “Web 集客” に強みを持ちますが、実行動という点ではつながりづらいといえます。ですので、Web で広く認知を広げつつ、アプリで顧客のエンゲージを高めていくという体制は一つの理想形です。
また、アプリ化に成功すると優良顧客の細かい行動データも残るため、「自社の商品やサービスを愛用してくれるのはどんな層なのか」を知ることができ、商品開発や実店舗・Web での施策にもプラスになります。

事業の売上を伸ばす際には「顧客数」「単価」「頻度」のいずれかを高める必要があります。どこから手をつけるか・どこに注力するかは難しい問題ですが、ユーザー数を伸ばしづらいニッチな領域の事業、逆に競合が多くて広告費が高騰している事業などはアプリで “狭く深い” 世界観をつくっていくほうが相性が良いかもしれません。

「Web サイトよりも運用にコストがかかる」というデメリットはあるのか?

「とはいえ、Web サイトとアプリの両方を運用するなんて、とてもできない…」とお思いの方もいらっしゃると思います。アプリ化するデメリットとして「運用が煩雑になる」という点も挙げられますが、果たしてどうなのでしょうか。

集客や販売を目的としてアプリを開発するような事業であれば、基本的にはすでに Web サイトをお持ちだと思います。
EC サイト、ポータルサイト、情報検索サイト、来場予約サイトなどをすでに運用している場合は、アプリの機能としても “Web サイトを読み込む” 場合と、“アプリ独自のコンテンツを読み込む” パターンがあります。

前者のアプリは Web サイトを更新すればそのままアプリにも反映されます。Web をベースに、必要な機能のみを追加するという設計であれば、運用コストはデメリットにはなりません。SNS とさほど変わらない労力で回せるようにすることも可能です。

Web 中心のアプリとネイティブアプリそれぞれのメリット・デメリットはこちらの記事も参考にしてください。

Webサイトに近い「ハイブリッドアプリ(webview)」と、ゼロからつくる「ネイティブアプリ」の違い・メリットとは?

まとめ

  • プッシュ通知が SNS 以上のメリットになるかは「目的と運用次第」
  • 運用に手間がかかるというデメリットは「設計次第」
  • アプリを使い続けてくれるユーザーは、アプリでしか生み出せない優良顧客になってくれるのが最大のポイント

BackApp では、お客様のご相談に乗らせて頂いた際は、まず事業の状況を細かくヒアリングした上で「Web や SNS と比較してアプリを開発するメリットのほうが大きいのか」を考えて提案させていただきます。

アプリを開発すべきか、どのような戦略で企画を立てるべきかお悩みの際は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。

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